アルコール依存症と闘う広告マンの記録 62日目 “退院まで17日“-担当医面談とアンガーマネジメントと。/ Chill music

CHICO

2022年9月27日 14:45

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このブログは
アルコール依存症の方、その家族の方、そもそもアルコール依存症ってなんなの？
という方へ、情報を発信のための記録です。
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■2022/09/26 04:50 起床(TOP画は今日の病室の窓から)

今日でnote62日目！！

今日もおはようございます〜:)

さてさて台風一過のあと、あっという間に涼しくなるのかと思いきや、
日差しが強い日々が続きますねぇ☺︎
まだ日焼け止めが必要になるとは・・・・

来週には病室の布団も冬支度になるっていうのに🤔笑

■担当医とのお話っ

このタイミングなので、退院後の話もどんどんしています。
数値は順調に下がっているので、その他の部分を少しだけ

・退院してから通院はどうする？？
これ、本当は退院後は家の近くの病院に通うつもりだったのですが、
傷病手当の申請云々の話も考えると少なくとも10月いっぱいは通ったほうがよさそうな雰囲気🙄
月内に病院をまたぐと色々手続きが面倒っぽい感じ。すごく頻繁にくるわけではないので、そこはよかった🙌
ただ、もう2度とくるもんかと思っていた矢先に来院が決まり、
安心は安心ですがなんだかなぁって感じです笑

・で、断酒どうする？
もちろん毎回この話になるんですが、やはり結論は出ない。というか、断酒と決めることはないのかな〜と思ってます。
積極的に飲むことはないけど、「絶対断酒してやるんだ！！」と鼻息荒くする必要もないかなと。
でもそのために、もっと色々な角度から体験談なり知識を身につけておきたいのも本音。。。。そんな話を先生とはしました。

で、、、、！実はこの久里浜医療センター、以前にも触れたかもしれませんが節酒外来も始めております！（書いててなんですが自分も先生と話してて思い出しました笑）
更にたまたまその取りまとめをされている先生が、入院初期にお世話になっていた方なので、時間があえば話すタイミングを作ってくれることに🙌
話せればまたこの場で内容をまとめてシェアさせていただきますね🙇‍♂️

トピックとしてはこんな感じでした。
先生との面談も残すところあと2回ですっ

■アンガーマネジメント、最後っ🙌

さてさて先週の連休に際して色々書かせていただいたアンガーマネジメントに関して、
「最後は概要を！」みたいなお話を書かせていただいていたかと思うのですが、意外と概要じゃなかったです笑
なんだか内容が盛りだくさんだったので、講師の方も受講してる側も消化不良だった感が・・・・😂

とはいえ簡単に抜粋したいと思いますっ

＞＞怒りとは？

「感情のこと」
→態度、行動、言葉に影響を与えるもの

考えてみてください
・イライラしやすい
・切れやすい
・不満を溜めやすい
・爆発しやすい
・不平不満が多い
・カチンときやすい
・いつも何かに怒ってる
・・・・・・・

これらで損をするとしたらどんなことがあるでしょうか。
きっと人間関係にも、社会的信用にも、はたまたお金にも悪影響がありそうです。
そして何よりあなた自身の「体に悪い。」そんな感情のお話。

「怒りの正体」
→怒りは侵害されそうだ、されたという合図です。
大切なものが奪われたり傷つけられたりしたときに発動するエネルギーとなる感情です。だから強いエネルギーを生みます。
だからこそ、跳ね返ってくる反動だって強いんです。

「怒れなかったら大変」
→一方で、怒れなくても大変です。
　だって、自分を守れない。大事な考えが守れない。
　そして大事な人(自分も含む)をも守れないから。

＞＞だから、怒りの正体を身体・心・頭の面から理解しましょう、正しく使いこなしましょう

＊身体
・敵(ストレス)に遭遇した時
→自律神経に反応し交感神経が活性
　→コルチゾールホルモンが出る
　　→怒り・どきどき・筋肉の収縮・血流の増加など、体に影響が出る
　※瞬間的には瞬発力がアップするが、長期間ではヘトヘトに、、、
　しかもコルチゾールには毒性がある。
（理性・海馬はこの物質、ストレスに弱い）

昔の人は野生動物の時に出会ったとき、戦闘するエネルギーを高めるために出ており、役目を果たしていたが、現代は違う。
現代は仕事、人、考えが敵になりかわり、長期的に溜めがちになっています

＊心
・攻撃脅威からのストレス反応により発生
→脅威を消すために依存物質を摂取
　→依存症になることも

＊頭（学習）

＜仕組み＞

・＜ストレッサー・ストレス反応を起こすものに遭遇＞
→ 反応が起きる（怒り）　
　→ 報酬を得ようとする（楽しい・苦が減る）
　　→ 報酬への行動が強化される（報酬を求めて行動が増加する）

上記を繰り返す行うことで依存度がどんどん深まっていく。

そのため、怒りが発生したら
「今までの報酬とは違ったものを得るための行動を」
取ることを徹底、強化することで、依存症からの脱却を目指す。
（行動認知療法）

※怒れば怒るほど、お酒を飲み続ければ続けるほど、学習は強化され、抜け出せなくなることに注意！

■4つの向き合い方

怒りの正体がわかったところで、ではその怒りへの向き合い方ってどんなものがあるんだろう？
以前のnoteでは対処法に関して紹介させていただきました。
かぶる部分もありますが、ご参考までに〜✨

①クールダウン：
👉怒りのピークは6〜10秒間と言われます。
　その間に心を落ち着かせて我にかえることで、
　必要のないトラブルを避けましょう😇

例えばグラウンディングという方法：
＞＞おすすめ記事

他にも、
「カウンティング」　
嫌なことやカッとなったらすぐに数を数えてみる「1,2,3,4,5,6,7,,,,,,,」
10まで数えた後、もう一度何をいうか考えて行動する

「タイムアウト」
嫌なことやカッとなったら、黙ってその場を立ち去り、強制的に自分を怒りの現場から切り離す方法。立ち去る前に相手の目を見つめ返すことで、立ち去った後の気分のモヤモヤが晴れるかも

その他、読書や運動、掃除、風呂などなど・・・・
シチュエーションにもよりますが、
要は「一歩後ろに下がって冷静に」なれればなんでもOK！！

②怒りを区別して考えてみる：
怒りにはシチュエーションの違いもあれば、自分でどうにかできるもの、できないものといった種類もあるはず。
「自分の怒りはどういった類のものなのか？」これを理解することで、

「なんだ、そこまで腹立てることもないや」
「このことに怒っても仕方がない」
「よく考えたらどうでもいいことだった」

などなど、必要のない怒りは整理することが可能なはず。
下記のことを念頭に生活してみると、余計なイライラを抱えずに済むかもしれません。

？？🤔その怒りはどんなもの🤔？？
①大事でなんとかできるもの　　　　②大事でどうにもならないもの
③大事でなくなんとかできるもの　　④大事でなくてどうにもならないもの

①と分類されるものに関して、うまく対処できるようになるよう心がけるといいかも🙌
それ以外は「仕方ないもの」「気にしなくていいもの」と場合わけできるはず。
※事例を想像してみて、それぞれの自分の行動を考えてみましょう

③言い方を変える（アサーティブスキル）：
これに関しては以前もnoteで触れさせていただきました。
いわゆる相手への伝え方・言い方の話ですね☺︎

「怒りの主語を自分に変える」
「怒りではなく“願い“を素直に伝える」
「自分が言われても受け入れることができる言い方を」
「あくまで相手の領域を尊重する」

といった内容です。。覚えてます？笑
カッとなったまま、怒りに身を任せて、、、、
の言い方では誤解を生みやすいため、気をつけましょう〜
そういえばちょっとずれましたがこんな本も一時期話題になりましたね📗