アルコール依存症と闘う広告マンの記録 41日目 -瞑想と主治医面談/ Chill music

CHICO

2022年9月6日 13:09

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このブログは
アルコール依存症の方、その家族の方、そもそもアルコール依存症ってなんなの？
という方へ、情報を発信のための記録です。
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■2022/09/05 04:10 起床(TOP画は今日の病室の窓から)

退院まで後38日！！

おはようございます！
暑い、、いい天気すぎる。。。。
まだ海入れるんじゃないかってくらい日差しが強いです。
＠野比海岸付近
砂浜の方行ったら泳いでる人いるんじゃないかなぁ笑

さて、今日は瞑想の講義がありました〜

■瞑想でストレスをやっつけよう！

気づかないと思ってるけど感じてる、自分では気づけない、
気付いたらストレスで胃痛が、鬱になった、、、、
などなど、そんな話をよく耳にするストレスのお話しでした。

そもそもストレスとは？？

じゃあストレスって何を指すんでしょうかね？
そんなところから紐解いていければと

ストレスとは：
「周りや・自分に起こるさまざまな出来事」
とここでは定義し、悪い部分のみに焦点を当てたいと思います。
（※適度なストレスはいいストレスだなんてことも言われますよね）

例えば、、、、
・身近なもの　　：仕事関連、人間関係、体の障害など
・漠然としたもの：将来への不安・生きること・老いなど

などを指します。
毎日生活している中で、身近なものから漠然としたものまで、
ストレスにさらされないと言われますが、
ではこれをどう対処していけば良いんでしょうか？

ストレスの仕組みは？

では人はどのようにして、そのストレスを察知するのでしょうか。
下記図をざっと上から眺めてください。

・何かしらのストレス・情動（光景・匂い・音など）を受けると・・・・
　→感覚情報を脳で処理
　　→扁桃体(器官探知きかん)にて危険と察知！
　　　→視床下部や脳幹に指示
　　　　→心拍数・血圧が上がる、緊張、発汗などの症状が起こる
　　　　　「戦闘体制」！！
　　
　　また一方で、
　　
　　　→前頭葉(監視器官)の海馬で過去の情報と照らし合わせ、その状況に
　　　　対してどういった反応を取るべきかを考えるといった働きも。

ストレスへのこのような身体の仕組みは生きていくのに必要なものであり、
ここぞという場面では「戦闘状態」にして、その状況に立ち向かわなければならないことも多いです。（対人関係トラブル・仕事でプレゼン時など）

ストレスの副作用

ただ、この「戦闘状態」（身体の緊張・心の不安が増大した状態）にさらされすぎてしまうと、身体がそれが普通と思い込んでしまい、抜け出せなくなる状況に陥ってしまいます。

そしてそれが長く続くと、体への影響が出たり、心の病気にかかってしまうという訳ですね。

じゃあそのストレスをどうコントロールしていくか

イメージは、戦闘状態を自由自在に緩めることです。
例えば、気合いをいれる時に「スイッチを入れる」と言ったりする思いますが、その「オン」の状態から、必要ない時は「オフ」にするイメージです。

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余談ですが、、、、
なんでこんな話をアルコール治療の話の中でするかというと、
この緊張状態(特に怒りの感情)が、再飲酒のきっかけであることが明らかになっているからなんです。ストレスは切っても切り離せないと前述でもお話しさせていただいたように、常に再飲酒の可能性に晒されていると言うことですね。
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対処方法の例はどんなこと？

※例といっても本当に人それぞれ状況が変わってきますので、
　そんなこと分かっとるわ！といったことですが悪しからず😂

＞＞１、ストレス源をなるべく減らそう！
・・・仕事だったら？
　　　仕事を変えよう！

・・・苦手な人に対しては？　　　　　
　　　その人と会わない、話さないようにしよう！

・・・渋滞に巻き込まれたら？　　　　
　　　その道を通る時間帯を変えてみよう！

いい点はストレス源を無くしたり、限りなく減らすので、
スッキリする一方で、周りの状況を変えたりすぐにできることではないこともあるため、時間や労力がかかりがちと言う点もあります。

＞＞２、ストレス向き合う自分をケアしよう！
・・・仕事だったら？
　　　仕事後にジムに行くなど気分転換をしよう！

・・・苦手な人に対しては？　　　　　
　　　その人のいないところで好きなものを食べよう！

・・・渋滞に巻き込まれたら？　　　　
　　　好きな音楽をかけて気分を変えよう！

いい点はすぐ取り組めると言う部分ですが、一方でストレス減は変わらないため、ストレスが続く可能性があります。

もっと簡単に「戦闘状態」緩めるには？？

例えば、「方法瞑想というセルフケア」の実践。

深呼吸をするだけでも効果はあると言いますが、一歩先にいって、でも簡単な「方法瞑想」を実践してみましょう:)

＞方法瞑想
→いかなる判断もせずに「今、この瞬間に」注意を向けること
　前頭葉の働きを強くするして、落ち着きを保ちやすくする効果が
　期待できます。

＞＞瞑想の練習方法
・呼吸瞑想
　呼吸を観察するシンプルな瞑想法。ただただ呼吸に注目すること。

　1.リラックスした姿勢で、鼻から吸い・鼻から吐く
2.呼吸を感じる箇所に意識を向ける
　（お腹、胸、鼻先、喉を通る空気の感覚、どこでもOK）
　※浮かんでくる雑念は気にしない。あえて消そうとせず、
　浮かび上がってきたら観察し、過ぎ去るのを待つことがポイント。

まずは15分を目標にやってみるとだいぶ変わるとのことでした☺︎

ちなみに、、、、呼吸瞑想の音声ガイド、聞けます！
気になる方は下記より！！

以上、対ストレスの講義でした！！
ご参考まで。

■担当医さんと面談したよ

今まで色々検査してきたものの、FBもらってない項目とかもあったので、
確認も兼ねて念のため聞いてみたけど、色々大丈夫だった😂

・脳波：以上なし
・心理テスト（認知症・脳の萎縮とかをみるやつ）：以上なし
・肺機能：+8歳　→タバコ吸ってたから仕方ないけど、数値的には問題ないとのこと

とりあえず色々よかった・・・・！

この面談で考え直したことは、周りの人の体験談にもっと興味を持とうと思ったこと。。。。

正直、周りの人の飲酒体験が自分の斜め上を行っている部分があったり、年も離れている人が多かったりするので、一歩下がって聞いていた部分があったのですが、、、、、
そりゃ人なんだから、それぞれ生きてきた道は違うわけで。
そしてせっかく断酒の意思を持ったり、自分とは違う考えの人、自分とは違う様々な経験を生で聞けるのはこの機会しかないなと。
自分の考えが変わるから聞くのではなく、単純に興味を持って聞こうと思いました。
それで自分の考えが変わったらそれはそれということで🙌

その他、相変わらず節酒の意志は共有しつつ、心の余裕が出てきたことなどを話したけど、やっぱいい先生だな〜と感じた。

そんな面談でしたよと。