睡眠導入剤に関して_202410の入院での考察
睡眠導入剤について
ベンゾジアゼピン系 と 非ベンゾジアゼピン系
睡眠導入剤には大きくベンゾジアゼピン系と 非ベンゾジアゼピン系 がある。
ベンゾジアゼピン とは 主に不安障害や睡眠障害の治療に用いられる一群の薬剤のこと であり、GABA(γ-アミノ酪酸)受容体に作用し、神経の興奮を抑えることでリラックス効果や睡眠誘導効果をもたらす。
ベンゾジアゼピンの代表的な薬剤
・ジアゼパム(バリウム)
・ロラゼパム(アチバン)
・アルプラゾラム(ザナックス)
非ベンゾジアゼピンとは、ベンゾジアゼピン系薬剤とは異なる化学構造を持ちながら、同様の効果を持つ薬剤のグループを指す。
主に不安や睡眠障害の治療に使用され、特に入眠を助けるための薬として知られている。
ベンゾジアゼピン系よりも副作用が少ないとされることがあるが、個人によって反応は異なる。
非ベンゾジアゼピン代表的な薬剤
・ゾルピデム: 入眠を助けるために広く用いられる薬。
入眠効果は高いが効果時間3-4時間のため 途中で目覚めるリスクは高い
・エスゾピクロン(リスミー): 睡眠導入に使用される薬で、比較的短時間作用型です。
効果時間が長い(7-8時間) = 途中で目が覚めるリスク低い
・ゾピクロン: 睡眠の質を改善するために使用されることがある。
非ベンゾジアゼピンは、特に睡眠障害の治療において重要な選択肢となっていますが、個々の患者によって最適な治療法は異なるため、専門家のアドバイスを受けることが大切。
2.今回の入院に際して
後遺症の少ないと言われる睡眠導入剤である 非ベンゾジアゼピンの ゾルピデム リスミー にて効果と作用を検証中。
2024年10月17日 23:00前に リスミーを服用 → 5:00に目覚める
後遺症は特に感じず。心地よく 熟睡できた実感あり。
3.本日以降に関して
リスミーの効果は体感済み。
当初の話だと、本日は もう一つの導入剤 であるゾルピデム を服用しようか という運びとなっている。
本日は本日で服用してみて 効果を体感してみることとする。
意図としては、今回の中期入院(3-4週間程度)において、今ままで人生で処する事のなかった 睡眠導入剤 なるものの効果実感の試行錯誤を行ってみたいから。
長い人生において 当然 睡眠とは大変に重要なファクターを占めるもの。
元来睡眠コントロールの苦手な自分としては、この機会に 薬剤師とも意見交換の上、自らに最適な薬剤の見極めを行っていきたく考える。
新薬 デエビゴ
デエビゴ(一般名:ラメルテオン)は、主に不眠症の治療に用いられる薬剤です。この薬は、メラトニン受容体に作用することで、睡眠を促進します。
特徴
作用機序: メラトニン受容体(MT1およびMT2)に選択的に結合し、自然な睡眠サイクルを調整することで、入眠を助けます。
効果: 入眠時間を短縮し、睡眠の質を改善することが期待されます。
副作用: 比較的軽い副作用が報告されており、眠気、頭痛、めまいなどがありますが、ベンゾジアゼピン系に比べて依存性が低いとされています。
使用方法
服用: 通常、就寝の約30分前に服用します。
持続時間: 効果は数時間持続しますが、個人差があります。
注意点
副作用のリスク: 他の睡眠薬と同様に、運転や危険な作業を行う前には注意が必要です。
使用の際の相談: 他の薬との相互作用や、特定の健康状態に影響を与える可能性があるため、医師に相談することが重要です。
デエビゴは、比較的新しいタイプの睡眠薬であり、自然な睡眠サイクルを模倣する効果が期待されています。使用を考える際は、医師としっかり相談して適切な治療を受けることが大切です。
---
以上
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?