まだまだ精進いたします
40歳になりました。
嘘です。
作詞家になって、今日できっちり40年たちました。
宇佐美ゆかりさんというアイドルの2枚目のシングル「Shock!」の、B面(今で言うカップリングね)で「トビウオたちの夏」と言う曲でデビューしました。
あ、作詞家もデビューと言うのか?と、疑問に思った方、私もそうでした。笑
当時のマネージャーが、そう言ってくれたので、調子に乗って「デビュー」とか言っています。
1984年6月21日リリースでした。
ここんとこは、あまり仕事をしていないので、なんとなく40周年を迎えてしまいました。
改めて思う。
人生は、あっという間。
昨日、作詞家になった気がしていましたが、秒で2024年。
来世が来るのも、あっという間なんでしょう。
あ、私ね、来世でも作詞家になるつもりです。
宇宙飛行士とかバレリーナとかフィギュアスケーターとか、歳ごとに憧れる職業はありましたが、やはり、歌に関する仕事をしたいです。
まだまだ未熟過ぎて、それを完成させるには、今生では足りないから。
奇しくも今日は夏至だそうで。
何もなくても、世界に祝福されているような気持ちになります。
あ、余談ですが、30数年前に完璧な白夜を過ごしたことがあります。フィンランドのロバニエミというちいさな町。首都ヘルシンキから飛行機で北へ2時間くらいかかった記憶があります。ヘルシンキでは、白夜とは言え、夜の11時から午前2時位までは、暗くなりました。
が、北極圏では、完璧な24時間昼間でした。
時間軸がおかしくなったような、地球とは全く次元の違う場所にいるような不思議な体験でした。過去も現在も未来も全部一緒に存在している感じがしたのです。
そんな白夜を過ごしたため、人生観が変わってしまいました。
どう変わったかは、色々あるので、またの機会に。笑
まあ、そもそも人生は続いていくので、「なんとか周年」はあまり意味なないのですが。
ただただ、40年もの間、私に詞を書かせてくれた方々に心の底から感謝したい。
そして、次こそはもっと素敵な作品をお渡ししようと思い続けている40年なのであります。
はい、すみません、
まだまだ精進いたします。
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