NLPが与えてくれたもの
「この日本語の通じない奴らに伝えるスキルを習得したい!」と思ってたどり着いたのがNLP(神経言語プログラミング・Neuro Linguistic Programing)でした。
というのは最初の記事で書かせて頂きましたが、今ではNLPが単なるスキルなどでは無く人生の在り方そのものなのだという認識で学びを重ねております。
選んだ学びの場は
NLP-JAPANラーニングセンター
2015年1月に始まった第127期プラクティショナーコースから、私のNLPer(エヌエルピァ)としての人生が始まりました。その選択に間違いはなく、私の中では最高のスクールです。永遠の友のような仲間がたくさんでき、様々な角度からの学びを得て、いくつかのトレーナーにまでなってきました。
そして、もう後には戻れない生き方を選択したなぁ、と思っている今日この頃です。だって、本当に大切なことごとを知ってしまった責任があるから。知ってしまった以降は、知らなかった昔には戻れないんですよね。笑
1.NLPって何?
1970年代初頭にジョン・グリンダーとリチャード・バンドラーによって、当時の3大セラピスト
「ミルトン・エリクソン」 催眠療法家
「フリッツ・パールズ」 ゲシュタルトセラピー
「バージニア・サティア」 家族療法家
この天才達の使っていた言葉や、非言語での影響力、そして無意識への働きかけ方などを研究して体系化されていきました。そしてNLPの原型とも言える第一世代NLPが生まれました。1980年代からは個人と他者との関係も重視するようになり、タイムラインやサブモダリティなどを扱う第二世代NLPへと発展していきます。更に1990年代からはシステムやフィールドへ注目するようになり、アイデンティティやビジョン・ミッションなどの高い次元の問題に焦点をあて、第三世代NLPとして進化を続けました。現在では、よりスピリチュアリティを尊重した第四世代NLPに入ってきたのではないかと言われるときもあるようです。
N = Neuro 神経・五感 (その中でも視覚・聴覚・感覚に重点)
L = Linguistic ことば
P = Plograming パターン
2.NLPの前提
これらの前提を知るだけでも価値がある!くらいに思っています。
NLPer の在り方に大きな影響を与える言葉たちを紹介します。
1. 相手の世界観を尊重する。
2. 行動と変化はコンテクストとエコロジーで評価される。
3. その人の行動がその人自身ではない。
4. 人は、持てる限りのリソースを使って最善を尽くしている。
5. 行動をキャリブレートする。
6. 地図(マップ)は領土(テリトリー)ではない。
7. あなたの心/精神を管理しているのはあなた自身。よってその結果もあなたの責任である。
8. 人は、成功や自分の望むアウトカムを達成するために、必要なリソースを全て持っている。
9. 全てのプロセスは全体性を拡げるためにある。
10. 失敗はない。フィードバックがあるだけ!
11. 相手の反応が、あなたのコミュニケーションの成果である。
12. 必須多様性の法則:最も柔軟な行動を取ることが出来る人/システムが、システムをコントロールすることが出来る。
13. 全てのプロセスは、選択肢を拡げるようにデザインされている必要がある。
3.NLPが与えてくれたもの
・柔軟性 選択肢を多くもつことの大切さ
・ラポール (信頼関係) が全て
・相手を尊重する在り方
・人は信念で生きている(ビリーフ)
・キャリブレート力 (観察力)
・ステート (状態) の大切さ
・Welcome と受け容れる在り方
・自らのビジョン (目的)、ミッション (使命)、パッション (情熱)、アンビション (野心)
・広義のコーチとしての在り方
・アソシエイト (いまココにいる) して学ばなければ得られるものは少ない
・失敗を恐れずに何度も挑戦する姿勢
・困難に直面しても折れない心
・自他へ貢献できる様々なワーク
いくつ挙げてもキリがないくらい、大切なことごとを与えてもらいましたし、これからも探し続けるのでしょうね。NLPに限りませんが、学びに終わりはありませんからね。
4.まとめ
NLPについて、一般的なまとめと私にとってどのような影響を与えたのかをお話ししました。
巷では「NLPは左脳だけ」「NLPってビジネスライクで血が通ってない」みたいな言い方をされる時があって、本質が理解されていないなぁと嘆くんですが、NLPはめっちゃ右脳でスピリチュアルです。笑
「NLPはスキル」と思われていることが問題なんだろうなぁ、って感じですかね。
次回からはNLPのワークにはどのようなものがあるのか、お伝えしていこうと思います。
最後までお読み頂き、ありがとうございました!