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筋肉ノート3

日本から、世界中で勝負することを目標に、一段階アップグレードさせたボーイズグループを作ろうと思っています。

そう言い放つこの男、

パクジニョン。

2PMやTWICEなど、名だたるアイドルを世に放った韓国随一の芸能事務所、JYPの名プロデューサーである。

そんな彼がまたもや新しいプロジェクトに向け、動き出すのであった。


この日、東京ではオーディションの最終選考が行われていた。

「JYP練習生の、ジュンノです!
僕のポジティブスマイルで、皆さんを笑顔にします!」

神妙な面持ちのジニョン。

「それじゃあ筋肉、見せてください。」

歌とダンスには自信があったジュンノ。しかしまさかの筋肉を要求された彼は、戸惑いながらもTシャツを脱ぎ、その肉体を露わにした。

「もういいです。」

会場内に緊張が走る。

「酷いです。
あなたは、まだアイドルになる準備が出来ていません。
全体的に筋肉が足りないです。
特に、肩の筋肉が、全くありません。」

うつむきながらも必死に涙を堪えるジュンノ。

「、、、、ネ!」(韓国語)

「でも、、」
ジニョンが続ける。

「あなたには、筋肉をつけるための素質は十分に備わっています。
僕と一緒に、トレーニングしましょう!」

予想もしていなかったその言葉に我慢していた涙がどっと溢れる。

「、、、カムサハムニダ!」

こうしてジュンノは無事ニジペンダントを手に入れ、晴れて最終合宿に臨むのであった。



というわけで。
毎日筋トレ生活が一か月経過。

ジニョンソンセンニンが言うように肩が弱点だということがわかってきた。

胸や背中などの他の部位は重量を少しずつ上げれているのに比べ、肩の筋トレはそれがあまりできていない。
リフトをする上でかなり重要なので、これは痛い。

筋トレメニューを一部変更して、肩種目をする日を増やした。
例えば今日はもともと足オンリーの日だったが、5種目あったのを3にして、そのあと3つ肩種目をやった。

これが吉とでるといいのだが、、

あとは相変わらず食べるのが苦痛。
目標値までどれくらいかを一目で分かるよう、
Fitness palというアプリを導入。
結構いい感じ。
「可能性を、感じます。」(ジニョン)

「体重をできるだけ減らさないように気をつけて、もっと成長した姿を見せられるよう、頑張りたいと思います!」

ジュンノの挑戦はまだまだつづく、、、


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