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「陶芸家になるには」ースタイル編ー
陶芸家になりたい!
そう思い立ち、10年前の私はネットで「陶芸家になるには」と調べました。
…そして
情報量の少なさに唖然としました。
先日、また「陶芸家になるには」と久しぶりに調べてみました。
…情報量の少なさに唖然としました。
加えて、かなり偏った情報や、尻込みしてしまうような記事がありました。
自分も調べては諦め、調べては諦めを繰り返していたな…と思い出しました。
私は経験も知識もないのに、勢いだけでこの業界に飛び込みました。
いろいろな職業をフラフラしながら、当時の私は気づけば26歳。
今回は中途半端に終わらせたくないと思い、活躍している先輩作家や業界の動きを、自分なりに分析しながら陶芸を続けてきました。
様々な失敗や後悔、無駄なことを経験しながら、10年間続けてきました。
今なら全体像が当時よりも見えています。
過去の自分の背中を押せるようなメッセージを送りたい。そう思ったのが、noteを書いた最大の動機です。
キャリアの全体像を見渡す
ただ陶芸を職業とするだけなのに、不安とか怖いとかネガティブな感情が出てきてしまうのは、見えないこと、知らないことが多すぎるからです。
だからネットを調べ、さらに混乱する。
陶芸を始めたが、どう活動していけばいいのかわからない。
そこで諦めたら勿体ない。
私は、陶芸家になることは、誰でもできると信じています。
才能なんて必要ありません。
(というか、個性はあっても才能なんてものは幻想だと思っています)
他の職業と同じように、見えないルールを知り、既存のルートをたどるだけです。
この0からスタートして、独立、継続していく過程を説明していくのが、「陶芸家になるには」です。
まず、前提としては…
陶芸作家になる
陶芸でマネタイズする
制作を継続させる
これらを目標として、読み進んでください。
そして、陶芸家になるためのプロセスを、3つの章に分けました。
第一章は、スタイル(オリジナリティ)の見つけ方
第二章は、陶芸マーケットの分析
第三章は、作家活動を継続させる方法
できれば、陶芸を始める前や、キャリアの早い段階で、3つ通して読んで貰いたいと思っています。
というのも、迷路と同じで、一度全体像が見渡せれば、自分がどこにいるのか、どう進んでいけばいいのか、分かるからです。
スタイルを確立し、陶芸マーケット内での立ち位置を見つけ、ランニングコストをコントロールできれば、陶芸家として独立できます。