住んでるところの魅力
住んでいるところ
生まれも育ちも横須賀で、しかも横須賀の田舎である北下浦地区に住んでおります。
もうほとんど三浦市ですね。横須賀でも南のほうです。昔から何もないところでして、高校の同級生とかには、田舎だなーってバカにされるようなところでした。
けど、我が家から徒歩5分で海があり、3分で山があり、京急駅も3分。徒歩圏に小中学校、スーパー、病院などがあり住むのには全く困らない場所でもあります。駅が見えるて、海と山も見える場所なんです。横須賀でもあまりないかも知れないですね。
結婚して10年ほどこの北下浦地区を離れたのですが、子育てするには自分が育ったこの環境がいいなぁと思って舞い戻ってきました。
住んでるところの魅力
実家から駅を挟んで海よりに住んでいるんのですが、目の前は農家さんの畑があり、とってものどかです。駅から徒歩3分とは思えない環境です。海にもすぐ行けるし、子育てには最高の環境でした。
けど、普通に当たり前にある環境って、良いとかって思わないんですよね。毎日あるものだから。
都内の大学に行って、新卒で1年だけですが都内の企業に勤めてので、より地元の良さを実感したと思ってます。じゃなきゃ、当たり前に海も山もある環境のありがたみってわからなかったなぁって思ってます。
住んでるところって魅力がない??
今、仕事で観光業界について考えることや携わることがあるのですが、どこの地方の人たちも自分の住んでいるところの魅力について聞くと「何もないい」っていうことが多いんですよね。
分かりやすい観光地に住んでいる人は別ですが、地方の中核都市とかその周辺の地域に住んでいる人は特に。
絶対にどんな地域にも光る場所や物があるのに、「うちには何もない」って言う。
僕が今も住んでいる北下浦をそう思っていたように。
住んでいる人が魅力に気づくには?
一番は外部評価を得ることだと思います。外から来た人がこの地域って素晴らしいって言ってくれると、そこに住んでいる人たちも自分の地域を再発見出来て、誇りを持てると思います。
ほんとは住んでいる人も気づいていると思うんだけど、当たり前すぎちゃうんでしょうね。
北下浦の魅力
僕が住んでいるこの北下浦地区は、30年前の湘南の匂いがするって、某出版社の方が言っていました。まだ全然開発されてないってことっすね(笑)。
駅から徒歩圏に海岸があって、山や木々の自然が多く残っている首都圏のところってあまりないと思うんですよねー。
空は広いし、駅を降りると潮の香りがする、のどかな場所です。
毎日出社しなくていい時代になったから、もっと人口が増えてもいいと思うんだけどなー。増えないか(笑)。
アイデンティティと地元
つらつらと住んでいるところについて書いてきましたが、僕にとっては住んでいるところっていうのが、アイデンティティを確立するのにとても重要だったと思っています。
地域のために働くことをしていて、自分の住んでいるところを愛せないとそんな仕事できないですよね。
住んでいるところの魅力に気づき、好きになって、その地域のために働ける。とても幸せなことだと思います。
今日も自分の好きな場所で生活できることに感謝です。