なぜ勉強をするのか?という授業を学校でしてみようと思う
ひょんなことから3月に関西の学校で50分の授業をやらせてもらうことになりました。
生徒さんがこの投稿を見ることはさすがにないと思うのでネタバレになるけど、思いついたことのメモ書きをしてみようかと思います。
しかし2年くらいまで講演会を年に50回とかやっていたけど、流石に学校関係は緊張します。
過去に美容専門学校で授業させてもらったことはあるけど、10代の学生さんに話をさせてもらう機会なんて滅多にないからお話をもらった昨日からいろいろと考えてしまって。
これはクセなんですけど、考え事をしたまま寝ると夢の中で続きをやってしまうもんで、あんまり良く寝れなかったりします。
「何を話そう…」なんて寝ながら考えていたら夢の中で1つ思いついたことがあって、そのまま2時に目が覚めてしまって今これを書いています。
今回は通信学校の生徒さんで、先生からは「自分史をベースにこんなときにこんな事を決断した、などなど将来に対して不安がある子にどう自信を持ったらいいのか話してほしい」ということを言われて。
たぶんいろいろあった子もいるのかもしれないし、いないのかもしれないし、個々の事情は全くわかりませんがもしかしたら僕自身わりとムチャクチャやってきたところもあるので、共感できるところもしてもらえるところも少しはあるんじゃないかと思いつつ。
先生も僕のことも生徒のことも双方知っていてそういう提案をしてくれているということは、僕にはきっとそんな話ができると思ってもらえているということだし、少なからず僕の経験やストーリーが役に立つと思ってもらっているのだとしたら、逆に何を話すかって重要すぎて悩みました。
たった50分、自己紹介もしなきゃいけないとしたら30分もないかもしれない。
どこに重きをおくのかだけど、自分史を伝えて自己紹介で終わったら意味がないと思うし、掻い摘んで2.3ストーリーを話してもきっと「よくわからん奴が来たな」で終わるのだと思う。
なのでテーマを決めなきゃダメだなと。
一貫した1つのテーマに沿って、お話してみようかと。
それをなんにしようと悩んで夢の中で「お勉強かな」ということになりました。
テーマ【なぜ勉強をするのか?】
僕が学生だったら絶対に聞きたくない話だなぁ。笑
勉強すべき理由なんて、子供時代に親や先生からいろいろ聞かされてきたけど、1つも納得いかなかったですよ。笑
勉強嫌いでしたし、勉強なんて正直無駄じゃんって思っていました。
将来のためだとか、協調性が何だとか、就職するためだとか、いろいろとその理由を説いてもらいましたがハナから「勉強なんて意味ない」とか思ってた奴には何1つ響きませんでした。
でもあえてそのテーマに沿って話をしてみようと思いつきました。
実はちょうど先日「なぜ勉強をするのか?」という問いをされて、その時僕は即座にこう答えました。
「選択肢を増やすためかな」
模範解答とかはわからないしコレってものはないのだろうけど、勉強嫌いだった僕が大人なって勉強することを日課にして10年以上が経ちますが今の僕の中ではそれかなと思います。
ちなみにみなさんはなんだと思いますか?もしよかったらコメントにでも残していってください。
僕は今は【勉強は大切】だと思っていて、その手段や内容はなんでも良いというか、とにかく知らないことを知るということが大切なのだと思っています。
数学や国語といったものは一般教養として必要なものだから学校でやるのでしょうが、マンガをうまく描くことだって、バイクに乗ることだって、お金を稼ぐことだって、なんだって知識は絶対に必要です。
何かを成すためにはその分野の勉強をしなければならなくて、それが周りからどう言われるようなことであれ自分が必要なのだと思ったら必要なのでしょう。
僕は15年くらい旅をし続けていますが、旅にも知識が必要です。
正直失敗から学んだことが多いけど、今はプロフェショナルだと言えるくらい勉強はしてきました。
野宿しやすそうな場所とか、安い飲み屋とかすぐ探せます。
社会の役にはたちません。笑
けど自分がうまく生きる手段にはなってる。
じゃあ勉強って「プロフェショナルになるためにすること?何者かになるためにすること?」かと思ってしまうんですが、それは違うと思っていて。
プロフェショナルというのは、自分が他者だったり社会から認めてもらう事がある意味前提になっていて、自分ひとりでプロを名乗ることって実はできません。
誰かがそれを認めることが大切で、続けることだったり勉強をして技術や知識を増やすことは「認めてもらう判断材料を増やす」ということでもあります。
だから勉強をする理由はそこだとも言えて、多くの大人や先生は子供時代にそういうことを言っているのだと思います。
いい大学に行きたいのも、いい会社に入りたいのも、結局の所他人からの評価を期待しているということでしかありません。
しかし本質は逆で「知識があるからこそ相手のことを認められる」のだと思います。
例えばなぜ差別が起こるのか?
これは「相手のことが理解できない」から起こります。
理解することと認めることは本来は別のことなのだけど、多くの人にとってそれは同じ意味合いで捉えられています。
大抵の場合、差別の原因は無知によるものです。
感情としては恐怖感だったり、不安感だったり、そういうネガティブなものが絶対にあって、例えば外国人差別なんていうのも日本ではあると思うのですがそれも言語や文化を理解できないのと、自分と違う見た目というだけで恐れている場合がほとんどです。
日本に限ったことではないし、国だけでなく性別や趣味嗜好やいろんなことで同じようなことは起こっています。
「自分とあいつは違う」
こういうものが根底に必ずあります。
子どもの世界でも同じことは起こるわけで、むしろ学校や家庭といった限られた世界観のなかで、選択肢がたくさんある大人よりはシンドい場合もあると思います。
どうしても環境に合うことができない人ってどの環境にも一定数存在していて、だけどその環境にいる限りは他と同じことをしなければ生きていけない。
それが秩序、ルール。
結局うまく馴染めずに学校をやめたり、行かなくなったり、人間関係うまくいかなくていじめたりいじめられたりがある。
日本は民主主義の国でなんでも大勢のほうが正しいということになってしまうわけですから、あらゆるコミュニティで圧倒的にマイノリティは立場が弱く、学校も例外ではない。
それにより自信がなくなったり将来に対する不安がある子どもが生まれてしまう。
どうしたらいいのか?
そう悩んでいる学生がいるとしたら、30歳を過ぎた僕が伝えられることはやっぱり「勉強をしよう」なのだと思います。
別になんとか分解みたいな数学とかだけじゃなくて、アニメのことでもスポーツのことでもいいし、エロでもオカルトでも他国の歴史でも何でもよくて。
どの分野にも必ず人はいて、その分野の勉強をすることによってきっとその人たちと仲良くなれるから。
そしてそこには先天的なものと後天的なものがあって、例えば僕が日本人であることやトルコ人がトルコ人であることは変えようがないもの。
大人になって変な趣味に走る人が意味わからないのは逆に意味がわかるのだけど、変えられない事実を否定するということは残酷なことです。
だからこそ変えられない先天的な分野みたいなものほどきっと優先的に勉強したほうがいいのではないかと思ったりするのです。
国籍、人種、性別、文化、宗教などなど。
そういうことを知れば相手を怖がる必要がなくなるから、様々な選択肢が増えます。
話してみよう、会ってみよう、一緒にご飯を食べてみよう。
そうすることで誰が一番得をするか?
結局の所自分なのだと思います。
いろんな経験ができるようになる。
その経験があればいい大学にいけなくても立派な仕事はきっとできるし、社会の役にもたてる。
結果関わる人たちが信用してくれる、認めてくれる。
知識は自分を押し通すためのものではなく、他者を認めるためのものであって、その結果として自分のことを認めてもらえるようになると理解すれば勉強をすることはすごく意味があると思うようになります。
どんな分野の中にもコミュニティにもマイノリティとマジョリティがいて、マイノリティ側に立てば辛いこともあるけど発見も大きいと思うし、きっとそれはそういう生き方というか運命のようなものなのだと思います。
どうもいつも目線や思考がマイノリティ側というのが僕のクセであって、それは自分がそういう経験をしてきたからなのか何なのかはわからないけど、民主主義だとしても少数派にだってやれることは色々とあるとは思っています。
選択肢が広がれば、同じだけやれることも広がるし出会も広がる。
もしも今成し遂げたいことがあるのなら、勉強をして選択肢を広げて多くの人と出会えばきっと応援してくれる人が増えてうまくいく。
もしも今成し遂げたいことがないのなら、勉強をして選択肢を広げて多くの人と出会えばきっとやりたいことが見つかる。
僕も30歳を過ぎてもまだまだ無知だと痛感していて、日々知らないことがたくさんあって驚きますが、それでも日々何かをインプットすることを続けていけばもっと世界のいろんなことを好きになれる気がします。
なぜか夢の中で出てきたトルコで出会ったフセイン。
クリスマスがないトルコでクリスマスに一緒に過ごして、日本はクリスマスはカップルで過ごすんだみたいな話の流れでルーマニア人の彼女にフラレて一週間くらいヤケ酒をしてたみたいな話を聞いたのを思い出した。
イスラム教徒だけど、そういう時は飲むよって言ってて、そういうもんなのかと知ったときにイスラム教に対するイメージはすごく変わった。
当時はいわゆるイスラム国がテロを起こしまくってて、世界的にもイスラム教って肩身が狭い思いをしていたのだろうけど、彼女にフラレて飲んじゃう適当な人もいるわけだしイスラム教だ何教だって言っても人間は人間でした。
すごい人間らしい彼が僕は好きでした。
元気してるかな。また会いたいな。
それも世界を旅したことによって得られた1つの学びだったわけで、それによりまたトルコに行くという選択肢が生まれているので、きっとまた行くのでしょう。
こういう選択肢も含め、元々を辿れば野宿とヒッチハイクで貧乏ながらに工夫して旅をしていたあの20歳くらいのときの経験から繋がっている気がします。
勉強は机に向かって何かを書くことではないということ。
そんなことであれば子どもたちに伝えられるかもしれません。
きっと自分史をほぼ話せないので、それまでに宿題だと思って自分史をまとめた記事の1つでも書こうと思います。
興味があったら読んでねと言えるし。
まだ何を話すかちゃんと決定したわけではないけど、せっかくの機会なので意味がある時間だったと言ってもらえるようにいろいろと考えて今から準備しようと思います。
たぶんバイクで行くのでそのまま四国か九州にでも行こうかな🛵
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