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【カタギリ】レンタルとサブスク

動画配信サービス。
媒体ごとに特徴があり、安さが売りだったり、日本作品が多かったり、一つのサイトでしか見られなかったり、サイトごとにそれぞれ特徴がある。
最近ではオリジナル作品等もありそれだけで加入する理由にもなるだろう。
みなさんも一つ以上契約している方は多いのではないだろうか。

加入の理由をあれこれ並べてみたが、なにより手軽で便利だからに他ならないと思う。それはそうだろう。
携帯やタブレット、テレビで操作するだけで数えきれないほどの作品をその場でどこでも視聴することがでからのだから。この条件があった上で上記の理由で配信サイトを選んでいると思っている。

かくいう私も複数の配信サイトを契約しており、日常的に利用している。

ではサブスクを契約する前、もっと言えばサブスクができるまではどうだったか。
レンタルショップ(TSUTAYAやゲオ)に通うしかなかった。
見たい作品を選んで、借りて、返しに行く。返す時にまた借りる。このサイクルだった。かなりの手間だ。
しかし私はこの時間が好きだった。

私が初めて地元のTSUTAYAに行った時(小学校低学年だったか)はまだVHS(時代を感じる)がまだ多かった。小さなTSUTAYAでラインナップは今思えば大したことはなかったが、とても感動したのを覚えている。
雑誌でしか見たことのない作品達が映像として見ることができるかもしれないと胸が高鳴った。
(言わずもがなだが、特撮作品のことである)
両親の許可を得て初めて借りた作品は今でも覚えている。それくらいワクワクした。
しかし最新作は高いからという理由で借りることは叶わなかった。
それでも夢のような場所だと思った。

それからしばらくTSUTAYAに通って多くの作品を見た。映画(今回は普通の)を好きになったのはこの時の体験があったからだと思う。パッケージの壁にある無数の作品から自分の好みの作品を見つける。見たい作品を探す。この時間がたまらなく好きだった。返却にしに行くのは毎回面倒ではあった。でも行けば無問題。次に見たい作品を探しに行けるから。

自分が社会人になってからはシリーズをまとめ借りしたり、念願だった最新作を借りたり。
それはサブスクを契約してからも続けていた。まだサブスクにない作品が多かったり、配信が途中で途切れたりすることが多かったりしたことがあったからだ。Blu-rayでレンタルができた作品はなるべくレンタルで作品を視聴していた。
(洋画はいっぱいBlu-ray借りた)

それも数年前までのことだ。最近はサブスクの台頭によりレンタルショップ自体がもうほとんど見なくなった。私自身もレンタルショップに足を運ぶことがなくなった。

SHIBUYA TSUTAYAの改装後にレンタルスペースが無くなったのはショックだった。初めて訪れた時は、ラインナップの多さに涙が出そうだったあの思い出すらなくなってしまうような感覚だった。でも仕方がないことだというのも理解している。


懐かしい思い出



カタギリ

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