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【daichi】カツカレー


美味しいカツ丼屋を知っている。

ただでさえ混んでいるから言いたくないが、好きなものは公言したほうがいいと思っている(このことはPodcast話した気がする)から言う。
好きなものを公言すれば存続に寄与できる、的なことを話した記憶がある。どっかで聴いた話の請け売りだったはずだが、もうソース(カツの話でソースとかいうとややこしいよね)を覚えていないので私の考えと言っていいだろう。
↓多分これで話した。違ったらごめん。


大体、こんな駄文を見ている人数など、たかが知れているから影響もない。


福島県二本松市の「成駒」。


ここはソースカツ丼界の盟主、と言っても過言ではない、と思っている。

私は今月2回も有給まで出して行っている。
1回目は現地まで行って、「臨時休業」の看板を見て泣いた。本当に泣いた。ジェラート食べて帰った。

「カツ丼界の盟主」とか神輿を担いでおきながら、私のお勧めはカツカレー。

サーブされたら横から見てほしい。高さがある。


もちろんソースカツ丼(ロースとヒレが選べる)も文句のつけようがないのだが、私はこのナウシカに出てくる王蟲が湖から出てきた瞬間のようなビジュアル(絶対に表現を間違っている)に取り憑かれてしまっている。

こんな感じ



私は特にグルメ王でも何でもないから、味について詳細なレビューはできない。
が、とにかく伝えたいのは満足感である。

ここのカツカレー。もちろんカツは一級品なのだが、カレーがいい。
カツが入っているにもかかわらず、その他に豚ヒレ肉が山ほど入っている。
肉はいくらあってもいい。金と同じ。

米はカツとカレーの下に隠れているが、これもなかなかのボリューム。
決して少食でない私でも、油断して水を飲み過ぎると完食が危うくなる。

そういえば、私は米の食べ方がいまいちよく分からない。
具体的には、米のペース配分の正解が分からない。
カレーに限らず、おかずが尽き、白米が残る状況を避けたいという意識が働く。

何故こんな意識が働くのだろう、幼少期に白米に虐められた経験でもあったろうか。
少量のおかずを口に入れ、口内の隙間をなくすために食べていると思われてもおかしくないくらい白米を詰め込む。
そもそも白米のみが苦手なのかもしれない、と思っているが、「もはや白米の味しかしないのでは」と疑われてもおかしくないくらい、口内は白米率が高くなる。

話が脱線した。元々線路がないから脱線も何もないが。

とにかく、行ってみてほしい。
大体、カツカレーがまずいわけがない。
カロリー爆弾である点以外の欠点は見当たらない。
ダイエット中の人間以外にとっては、これこそ完全食だと思う。
栄養バランスの欠落は美味さが余裕でカバーしているから問題ない。

思い出したけど、南インド料理エリックサウスの稲田氏の著書「おいしいものでできている」で、「カツカレーは嫌い」と語っていた。
理由は「旨過ぎるから」。面白過ぎる。

でもそういう「逆に」的なものってあるよな、と思う。
引力が強すぎて、一歩引かないと自分自身を制御できなくなりそうで怖いみたいな。
そこに身を任せたいと思うものと抗いたいと思うものの差ってなんなんだろう。そのうち考えたい。

これ以上話していると今月3回目の有休を出したくなってきてしまうので、この辺でやめる。

因みに、カツの後は必ずジェラート。
満腹でも何故か食べられる。「甘いものは別腹」とかいう理論は、割とマジなんじゃないかと思う。

ワッフルコーンがいい。


daichi

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