インテリア、グラフィックやプロダクトなどを幅広く手がける森田恭通氏の写真展を覗いてみた。ヴェルサイユ宮殿協力のもと、モノトーン写真100点ほどが展示されており、きらびやかなヴェルサイユ宮殿をモノクロで切り取り、肉眼では見えない部分が鮮明に映し出されているのが新鮮だった。
展覧会のタイトル通り、「栄華の光」と「幕引きされるフランス王朝の闇」が美しく表現されていた。黒いカベにモノトーンの写真が整然と並ぶ。海外旅行先として人気の高い観光地パリ、ヴェルサイユ宮殿。
切り取り方によってこんなに違うのだな...「静」に見えて「動」が思わせぶりに息を潜めている。
展覧会入口の森田氏の挨拶文が印象的だった
新しい切り口でのヴェルサイユ宮殿。
東京・銀座CHANELネクサスホールで2023年11月5日まで開催中。
Junko Summer