ブルベ夏のパールジュエリーのリフォーム
ブルベ夏はパールが似合うそうだ。
「似合う」と云われて、少しづつパールへの気持ちを温め始めた矢先、
ミキモトパールを颯爽と纏う千葉雄大さんの動画をたまたま目にした。
「こういうパールジュエリーが欲しい」
「でもこんなに高価なジュエリーは買えない」
(ミキモトのサイトでも同一のブレスレットが見つけられなかったけれど
おそらく数百万かも。。)
「そうだ、形見のジュエリーのリフォームをしよう」
そんなわけで、ブルベ夏に似合うパールジュエリーのリフォームの
始まり。
①パールが似合うに性別は関係ないと知る
VOGUE JAPANの「shopping with」シリーズに登場した千葉雄大さん。
スタジアムジャンパーにさりげなくパールジュエリーが輝いている。
品性と遊びが同居しているコーディネート。
なんて素敵なの!!
パールの固定概念が良い意味で崩れた。
パールジュエリーは、女性がつけているイメージだったけれど
さらっとつけこなされている。
しかも、クラシカルなイメージがあるパールを大人カジュアルで
ハズしている。
勉強になるーーー!
この動画はパールジュエリーを愛するきっかけをくれた。
②パール2連チョーカー→4連ブレスレットにする
母の形見である2連のチョーカー。
首にコンプレックスがあるため、チョーカーをするのが憚られ20年以上、引き出しで眠り続けたまま。
でもせっかくのパールチョーカーがこのままではもったいない。
リフォームの方に何度も相談して漸く生まれ変わった。
パールチョーカーを4連ブレスレットにリフォーム。
(パール粒の残りは17粒。→しばらく保留。)
チョーカーの金具をそのまま利用して作ってくれた職人さんに感謝。
留具には2連のための丸カンのみ付いているので、1つの丸カンに2列のパールをかませている。
遠目で見ると、パールの配置がアルファベットの「X(エックス)」ラインになっている。
元々2連パール用の留具なので4連用にリフォームが困難である場合は
留具をペンダントヘッドにする予定だった。
無事、留具もブレスレットの一部としてリフォームが完成。
さて、残り17粒の使い道に少し迷った。
どうしよう。
せっかくなので大切に、納得がいくデザインで作りたい。
最初、オーバーサイズのチョーカーにして、間隔を空けてパールを配置したいと申し出たところ、チョーカーでは充分な強度が見込めないと云われた。
なるほど。
「デザイン」+「強度」+「使いやすさ」
色々考えた結果、上記のステーションネックレスが完成した。
ブルベ夏のキーワード「抜け感=スキマあり」を再現できたネックレス。
粒がぎゅっと詰まったチョーカーよりも、飛び石のようにパールが配置されていると、肌に馴染んで落ち着く。
首が細く見える(かもしれない)。
③パールジュエリーの本に見惚れる
旅先の図書館で偶然見かけたパールネックレスの本に一目惚れ。
ミキモトが監修しており、販売もしている事を後から知る。
特に気に入ったページは図書館でちょこっと撮影した。
どれもこれも、溜息の出るような極上のパールジュエリー。
こんな高級パールには一生縁がないけれど、観ているだけで目の保養。
パールでおしゃれを楽しもう!!
という元気が湧いてくる。
さいごに
自分で購入したジュエリーと異なり
形見のジュエリーは好み通りのデザインとは限らない。
そんな折、リフォームで自分の理想のデザインに近づけるようあれこれ考える時間が楽しく、母の気持ちにも寄り添えた気分になる。
同じデザインで受け継がなくとも、リフォームジュエリーを身につけて一緒にお出かけができるなら前向きな気持ちになれる。
ありがとう。
これからも大切にします。
Junko Summer