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冬休みの記録

正月休みにやろうと思ってたことはほぼ消化し、
明日からは日常に戻らねばならん。
だる。

だけど、毎日ずっとだらだらしてるってのも
なんかしんどいね。
今の職場に来る前、前職の有給消化もあって
1か月くらい働いてない時期があった。
ずっとしたかったことをしようと、
会いたかった人に連絡して会ったり、
映画館で映画見たり、
ひとりでランチとかカフェに行ったり、
エステ行ったり、子ども達と旅行したり、
あっという間に1か月が過ぎた。
最後のほうはそろそろ働きたいと思ってた。
で、1か月もあれば私のしたいことは
消化できるんやなあと思った。

休みがないからあれもこれもって思うけど
実際にはやりたいことを全部やるには
お金もかかるし、ほどほどがいいってのを
実感した。

あんまり休みすぎるのもやっぱしんどいのよね。
貧乏暇なしくらいが自分にはあってる。

かといって、明日から仕事や~いえぃ~ってのは
全くない。
年内には一応やらないといけないことは
全部やっておいたけど、
新年になったらまた新しいことが待っている。

正月休みの間、テレビとか配信もたくさん見て、
いろんな欲が満たされたので記録。

メモ
①こたけ正義感『弁論』
連休中、唯一私が脳みそを使った活動。
(見ただけやけど)
YouTubeで1月15日まで無料配信中。

こたけ正義感の『聞けば無罪』はポッドキャストで
聞いている。弁護士さんやから当然やけど、
頭良くてスマートな分かりやすい話し方をするし
声もいい。

お笑い芸人の高学歴化にはなんなんやろうなあ……
と思ってるけどこの人は別枠。
『弁論』を見てると、
おもしろくて大爆笑っていうのではないけど、
ちゃんと笑える。
日本の司法制度の問題点を分かりやすく伝えてて、
笑いながらいつの間にかそんなんでええんかと思い
いろんなことのひどさに気づく。
公民の授業とかでみんな見たほうがいいと思う。

芸人になろうと思ったのは、
司法とか社会問題を斬るとか
そういう動機じゃなかったみたいやけど
こういうのをエンタメとして伝えられるって
すごい能力。
どっかのニュース番組でコメンテーターに
この人を使ってくれたら、私は毎日見る。

②向田邦子『阿修羅のごとく』
ネトフリで是枝監督作のドラマが1月9日から
配信開始っていうニュースを見て、期待している。
その前に原作を読んでおきたくて休み中に読んだ。
私自身も四姉妹なので、四姉妹が出てくる
『若草物語』とか『細雪』とかは読んできた。
阿修羅も四姉妹ものっていうのは知っていて
気にはなってたけど、四姉妹たちの世代が
40代とかそんなでもうちょっと大人になったら
読もうと思ってるうちに、 
40代どころか50代になってた。

で、今読んでみて、すごーく沁みるものがあって
この年齢まで寝かせておいてよかったと思った。

うちの姉妹は、同じ家で育ったとは思えないほど
バラバラな性格。
上二人が年子、三つあいて年子っていう構成で、
ざっくり分けると
上二人が変な生真面目人間、下二人が自由人。
姉妹同士で決してべったり仲良しじゃないけど
団結力は強い。
でも、姉妹同士での派閥みたいなのとか、
いざこざもある。
悪口愚痴を言いあってもでも姉妹、みたいな。

今回のドラマのキャスティングがすごく良くて、
三女滝子が蒼井優、その夫が松田龍平っていうのが
特に期待大。

③『まさかの一丁目一番地』
ミリオンヒット歌手&レコ大新人賞 成功のその後を
大調査SPっていう番組をやっていた。
番組では、KANのエピソードを取り上げていて、
奥さんの桜子さんが出演されてた。
これからもKANちゃんが愛をこめて歌った歌が
いろんな人に届くように、っていう気持ちで
出演されてたみたいで、KANちゃんのよき理解者で
創作の力になってたことがうかがえて
素敵な奥さんやなあと思った。

『愛は勝つ』の大ヒットは、KANちゃんにとっては
必ずしもハッピーなものだけではなかったことを
桜子さんも話されてたけど、
KANちゃんを守ってあげたいと思って結婚したって
エピソードも素敵やった。
私は、KANちゃんの曲では『長ぐつ』が好きで、
って話は前にも書いたけど、
この曲は桜子さんにあてて書かれた曲だそうで、
そりゃ愛のあるグッとくる曲なのも当然よね。

④紅白歌合戦
私は、どんだけつまらないって言う批判があろうと
紅白歌合戦は必ず見る。
これだけ音楽を取りまく環境が変わると
子どもの頃から見てた昭和の紅白とは
別物ともいえるけど
これだけずらっと有名歌手が並ぶのは壮観やし
私は毎年楽しみにしている。
ウルフルズのライブ行ってたから
リアルタイムで最初から見られたわけではないけど
毎年録画して何回も見返している。

私は特に音楽に詳しいわけでもなく、
聴く音楽も雑多で、端的にいえばミーハー。
昭和の歌番組がすごい好きやったし、
演歌からK-POPからなんでも良いと思えば良い。
だから、知らない歌手が出てても
こういう人がいるんやね、と興味深く見ている。
出演者について、あの人が出てくれればいいのに、
と思うことはあっても、
なんでこの人が出るんや、とはあんまり思わない。

今年特によかったなあと思ったのは
米津玄師、THE ALFEE、GLAY、B'z。
でも藤井風も玉置浩二もTWICEもよかったなあ。
世代的に、アルフィーもビーズも健在っていうのを
見ることができてうれしかった。
GLAYのテルとは確か同い年やったと思うけど
いまだにあの高さでかっこよく歌っててすごい。
劣化とか一時期言われてたけど
私は久しぶりに見てかっこいいなと思った。

⑤『ザ・コメデュアル』
「リスペクトしあう2組が互いに愛するネタを
リクエスト」っていうコンセプトの番組。
ロコディはシソンヌとやったんやけど、
正直、花屋は玄人受けするのかもしれんけど
私はロコディの最高とは思ってないしちょい残念。

でも、どれも「見たい!」と思うマッチングで
ネタはもちろんのこと、トークも面白かった。

特にとなると、ジャルジャルのCMネタ。
私のジャルジャルの一番は、ウルトラズなんやけど
今回のもめっちゃジャルジャルらしくてよかった。

あと、28年ぶりにコントをしたっていう
やすとものコント。
お姉ちゃんの「ハッピーちゃん」が
ずっと私の頭の中で踊っている。

年末年始ってお笑い番組がたくさんあって、
オールザッツとか東西ネタ合戦とか、楽しかった。

⑥『スロウトレイン』
1月2日に放送されたスペシャルドラマ。
野木亜紀子脚本ってだけで、見る気になるよね。
鎌倉を舞台に松たか子、松坂桃李、多部未華子が
交通事故で祖母と両親を一度に亡くした姉弟の
それぞれの生き方を描いたドラマで、
なんとなく昭和のホームドラマみたいなテイストで
ほんわかと心が温かくなった。
独身を貫く長女、
韓国人の彼との結婚を選ぶ次女、 
同性のパートナーと生きる末っ子長男。
それぞれにお互いへの思いやりを持ちながらも
自分の道を見つけて歩いていく姿がよかった。
家族、きょうだいっていいなあって思えた。
松たか子の長女が、大豆田とわ子そのまんまの
キャラやったよね?
あと、多部未華子の中学生時代を演じたのが
毎田暖乃ちゃんで、私はおちょやん以来の
ののちゃんファンやから嬉しかったな。

というわけで、正月休みを満喫した。
明日からがんばろう。














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