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気高く咲いて美しく散る
三連休最終日の今日、
末っ子の眼鏡が壊れたというので
混雑しているに違いないショッピングモールに
出かけなければならん。げーー
先週はずっと忙しくて帰りも遅かったので
疲れ果てていたし日記も書けなかった、
というわりには
先々週末金曜日は息子の野球部のお母さんたちと
食事会という名の飲み会、
土曜日は松竹座に歌舞伎を見に行き、
日曜日には映画版ベルばらを見に行った。
遊びすぎて疲れを引きずっていただけ疑惑。
だからこの三連休は家であれこれ用事しながら
ゆっくりしたいなあと思っていた。
彼に会いたいってLINEしたのさえ
するっとスルーされたしなあ。
あ、この話を書くといやな気分になりそうなんで
歌舞伎の話。
歌舞伎は前から見てみたいとは思っていたものの
この年齢になってようやく初体験。
姉の家族は歌舞伎とか文楽とかが好きで
よく見に行っているんやけど、
土曜日、義兄が都合が悪くなったから
チケット代もいらんし行かないかと
姉から誘ってもらった。
演目は『義経千本桜』で、私でも聞いたことが
あるくらいなんで人気のあるやつなんでしょう。
愛之助の宙乗りが売りやったみたいやけど、
ケガのため愛之助はおやすみで獅童が代演。
なんとなくの予習とネットでの解説を読んで
そういう話やったのね、と納得。
細部はよくわからないながらも楽しめた。
私たちは、2階席の2列目に座ってて、
花道の後ろのほうでやっていることが
見づらくはあったけど、
2階にはしごをかけて、そのはしごを
獅童演じる佐藤忠信がのぼってくる、
というシーンがあり、間近で見ることができた。
あの分厚い化粧の上にも
汗が浮いていて、
獅童が近づいてくるだけで熱が伝わってくる、
やっぱり生で見るってすごいなあ。
おそらくアドリブで獅童が客席に向かって
小さく手を振ってる姿が意外とかわいかった。
あと、壱太郎の静御前がめちゃくちゃ美しかった。
歌舞伎も競馬と一緒で(一緒にするな?)
血のなせる業の面白さってあると思うので
続けて鑑賞できるほどの財力がほしいところ。
獅童といえば、保護猫を預かっている
ヨネダ2000の愛ちゃんのところに
息子の陽喜くんと一緒に遊びにくる(仕事やけど)
っていう番組に出てた。
陽喜くんも一生懸命猫をあやしていて
賢く心優しい感じが伝わってきて、
めちゃくちゃかわいくて、
いつか陽喜くんを見に行きたいと思った。
歌舞伎さんところのお子さんたちは、
小さい頃から芸事に精進して
けなげな姿を見せてくれるのに
いつの間にかがっつり醜聞まみれになってく
パターンもあるけどねえ。
私は寺島しのぶがすごく好きなんやけど、
Threadsに息子さんの様子をよくアップしている。
あそこの息子さんはかわいいといより
賢くてすごいという感じがする。
真秀くんの将来も楽しみ。
で、日曜日はベルばら。
子どもの頃、アニメで見ていたベルばらが大好きで
宝塚のベルばらも見に行って
今の言葉でいうと、ドはまりしていた。
昭和の女子小学生の御多分に漏れず
私は、顔から瞳がはみ出す勢いの
お姫様画をうっとりしながら描いていた。
いまだにコミックスも定期的に読み返す。
うちの長女が小学校卒業する年なんで、
もう15年も前になるけど、子ども達と一緒に
ベルサイユ宮殿に行ったのも良い思い出。
2025年の映画版なんで
絵の感じとかが私たちのベルばらではないし
ちょっと大丈夫なの~!?っていう
やや小姑目線で見に行ってみた。
有名声優さんを起用しているせいか
やたらと歌が多くて
うーーーん、ちょっと違うな(汗)
みたいな感想を抱いてしまったけど、
アンドレ、オスカルが死ぬ場面は涙涙。
で、やっぱり元祖ベルばらは素晴らしい、と再確認。
子どもの頃、ベルばらのほかに、
『ラ・セーヌの星』っていうアニメも好きやった。
ベルばら要素に『リボンの騎士』をのっけた、
みたいな話やったけど、よくわかってないながらも
強い女性への憧れがあったんやろうなあ。
ま、そんなわけで(どんな!?)
三連休はあっという間に過ぎてしまうのでした。