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高崎青年会議所が熱い!ブランド力向上の第一歩として服装を考える。彼らの未来は明るい。機会をいつもちますか?いつ今の自分を超えますか?

『ブランド力向上の第一歩』

~装いの原則を知り、個性を発揮する~

公益社団法人 高崎青年会議所様にて、登壇しました。

全員集合の様子


事の始まりは、群馬銀行様主催のぐんぎん経営塾。服装研修を長年担当しているなかで、昨年の塾生であった 藤田エンジリアリング株式会社の藤田裕様から、是非とも高崎青年会議所でも、というお声がけを頂き、この日が実現したのです。

登壇当日、はじまるまえにMTG

 ↓ 高崎青年会議所様のHPに掲載してくださいました。



選択の自由度が増したからこそ。



地球温暖化の影響で、夏は厳しく長くなり、きちっとしたスーツスタイルの必要性自体が問われる今、私自身もどう、ビジネススタイルのご提案を指南していくかを問われる難しいテーマだと思っています。

しかし、だからこそ「どうするのかの選択の自由」の前に「基本を知ったうえで判断していく」ことはとても大事なことのように思います。

まずはちゃんと着こなせてこそ、いざに困らず、そしてそこからどうラフになっていくのかが見えてくるのであって。。

知らないでも生きてはいけても、見る人が見ればわかる、ということも事実なのですよ。知らないうちに損をしている可能性は、ちゃんと一度でも学べば今まで見えていたものが変わるということもあるのです。

それが、成長。
自分や会社のブランドを創っていくにも大切なことですね。

さて、スタートです。



高崎青年会議所は、今後確実に群馬県を盛り上げていく若き経営者たち、未来経済の担い手達が勢ぞろい。

会場に足を踏み入れたとたん感じる熱気に、来年還暦を迎える私は「希望」という若い力を頂きました。

もちろん、その力にお答えすべく、長く生きてきたからこその熟練の知恵と技をお伝えし、時々本当の息子達を思うような気持ちにもなりながら(笑)の講義となりました。

装いの本質を知る
服は見せ方より在り方
装力とは何か
スーツの原則と個性
そして藤田氏とのトークセッション

装いの原則を知り、個性を発揮するという題目に準じ、スーツの基本はもちろん、見せ方ではなく在り方についての本質から、自身と所属する会社、そして高崎青年会議所様にとってのミッションステートメントを考える機会にもなったのではないかと思います。

今回の講演会は、藤田裕様の存在なくしては叶わなかったこと。

こちらがご紹介をし人生初のフルオーダーで創ったbatacの3ピース。
講義が始まる寸前にお写真頂きました。



藤田様は、ぐんぎん経営塾にて学ばれた後、自らスーツの新調を検討され、人生初のビスポーク、フルオーダーの体験を。

そのときの様子は ↓


登壇では藤田様×政近のトークセッションも。


実際に体験したからこそ感じた「一から仕立てることの奥深さや感動、プロに託すようで自分の生き方、考え方や選択が大事だということの意味」など、私が語るより何十倍にも聞き手に響いたことでしょう。

トークセッションの様子
体験者の話は共感を呼びますね。

藤田氏のブリティッシュスタイル3ピースを羨望のまなざしで見つめる青年会議所の皆様。
スーツ自体の素晴らしさもありますが、これまでの藤田氏の雰囲気とは明らかに違う姿に感じるものおありだったと思います。

はじめてサスペンダーを見た~と仰っていた人も多い、政治家の河野大臣がご着用な姿をテレビで見たことがあるくらい、、というお声も。でも藤田さんのほうがお似合いです、と興味深々。


以下は実際に講義で使用したパワーポイントから抜粋。


美しい職人の所作の話や。。。。
その方その方の個性と生き方(外見と中身)に相応しいスーツはあります。
藤田エンジニアリング株式会社様のミッションステートメント
対話から感じ取る情報が、形になっていきます。
batacの創業者中寺氏から直接ご指南を受け、本物、一流に触れるという貴重な体験も。


靴も英国製


靴はロイドフットウエアさんにお世話になりまして、その際の話にも皆さん聞き入っていらっしゃいました。画像は店長です。



採寸や足の特徴をしっかりとチェックしてくださいます。
売れさえすればなんでもいい、はない。一流ほど何でも売っては下さらないもの、とも思います。


お手入れの方法など、必要最低限なことを継続する大切さも店長自らが伝授してくださいました。


ネクタイは、コーポレートカラーの国産ものを。


京都丹後の製品をチョイスしました。


女性の参加も嬉しい。


会場は、ほとんどが男性でしたが4名ほどの女性参加の方もいらっしゃり、スカーフを使ってのデモンストレーションにはMFJ(弊社主催のファッションスクール)本橋が活躍しました。


ビジネスでも着用可能なスカーフの結び方指南。


ラストにお伝えしたこと。


機会とは、こうした会を開催することも一つの機会、皆様の大切な人、機関での装い講座の開催など行ってみようという行動や、新しいスーツを仕立ててみるなども「機会」ですね。また改めて自身のミッションステートメントを考える機会を持つことも良いと思います。




懇親会も熱かった!!


講義終了後には場所を変えての懇親会にもお招きくださり、心から幸せな時間をすごしました。懇親会で繰り広げられた彼らの群馬を思うハートや、仲間たちとの絆のようなものにふれ、いやほんとちょっとうるうるしてしまった私です。

会場をあとにする際には、全員が起立をしてお見送りくださるし、あぁもう、群馬大好き、日本の未来も大丈夫!と思わせて貰えるほど、心まっすぐで清清しい若者たちでした。

あら 書きながら泣けてくるわ。。

高崎青年会議所を牽引するお2人と。
懇親会ではこんなお遊びも。笑 よくお似合いです^^
ぐんぎん経営塾で学んだお二人も駆けつけてくださったり。群馬とのお付き合いは今後も大切に暖めていきます!!


この日、私が誓ったこと、FBに書いたことをを転写しておく。

「生きがいを貫いていく。」

この日も講演会だった。

私にとってファッションの本当の力を伝えるということは、私自身が挑み続けるということ。チャレンジし続けることで私自身が、生き甲斐をつらぬいている。

たぶん、そういう気概がなければ届かないし、自分自身が進化もしない登壇者、講義なら、それ自体がもう、ファッションではないと思うから。

なので、挑む気持ちがなくなったら仕事はやめようと思っている。

しかし今はまだ、どこまでも挑む。今日眠るとき、今日も最高だったという仕事がしたい。老化は色々キツイが、この日は若い彼らからかけがえのないものを頂き、パワーシャワーを浴びた日であった。

高崎青年会議所の皆様、心から、ありがとうございました。


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