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リノベーションをして古い建物を利活用しようと思っている人が知っておくべきこと①法律について
うちの事務所兼自宅(SPACESPACE HOUSE)は、大正2年築の木造2階建て4軒長屋の2軒分をリノベーションしたものです。
「リノベーション」は、日本においても、かれこれ20数年行われてきており、住宅をはじめとする建築の在り方のひとつのブームとなっています。
建築がスクラップ&ビルドでどんどん入れ替わるのではなく、古くても価値あるものを使い続けていく、それも新築よりは手ごろな値段でそれが叶うというところはリノベーションのいいところだと思います。
RCのマンションの一部屋をスケルトンにしてリノベーションし、住まいにする、というのはそんなに難しいことではないので、費用も抑えられるのですが、一棟まるごとリノベーションしたり、用途変更する場合は、実は結構大変だったりするのです。
法律については、「知らなかった」ということが結構あると思うのですが、「知らない」ことが、人の命に関わることだと知ってほしいと、この記事を書きました。
〇建築基準法のこと
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