加藤淳子/フランス政府公認ガイド

フランス政府公認ガイドです。フランスのアルザス地方、ストラスブールに住んでいます。 大好きなアルザスの魅力や、日々のフランス生活について綴ります。 ホームページ⇒ www.alsacetour.com

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最近の記事

フランス情報WEBマガジン、エトワ(ET TOI)様にてアルザスの魅力をご紹介しました!

あらゆるフランス情報を発信するWEBメディアを運営するEt Toi (エトワ)様からご連絡を頂いたのは2022年末でした。光栄にも季節とともに楽しむ、アルザスの魅力を3回シリーズで記事にするご依頼を受けました。 冬、春、夏と無事に3回が終了しましたので、こちらでまとめて紹介させて頂きます。 【冬編】アルザスの冬のお料理 | フランス情報メディアのET TOI(エトワ) (parisettoi.fr) アルザスを代表する郷土料理、シュークルートについてです。年間を通して食べら

    • 【イーゼンハイム祭壇画】最終段階を迎えた修復作業レポート

      コルマールのウンターリンデン美術館に所蔵されている「イーゼンハイム祭壇画」は世界的に知られる16世紀前半の傑作です。絵画部分をマチアス・グリューネヴァルト、彫像部分を二コラ・ド・アグノーによって作られた16世紀前半の傑作です。2018年から始まったこのイーゼンハイム祭壇画の修復一大キャンペーンもとうとう最終段階に入りました。修復のために取り外されていた絵画部分や彫像は、7月にいよいよ元の位置に戻されます。 それに先立って3月に行われた、ウンターリンデン美術館の館長による一般向

      • ペーパークラフトのブーケ💐

        • +13

          【写真のみ】素晴らしき哉、産業!!アートとテクノロジー、創造性のコラボイベントinストラスブール

          18世紀後半の華やぎ:留学生ゲーテの見たフランス、ストラスブール

          5月19日、新型コロナウィルスの蔓延防止対策の一つで閉鎖を余儀なくされていた美術館、博物館、歴史的建造物などが約半年ぶりに再開されました。 ストラスブール市立美術・博物館は入館定員人数の管理のため、ホームページ上で事前に日時指定の予約を取ってから行く決まりを設けて安全対策をする傍ら、この閉塞感漂うコロナ禍において、多くの人が文化施設を利用できるように6月30日まで入館無料と決めました。 「ストラスブールのゲーテ-天才の目覚め(1770-1771)」 (原題:Goethe à

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          春の大人の遠足へ出かけよう!ストラスブール発:ハイキング&城&ワイン

          晴れの週末を利用して何をしようかと思った時、アルザスで自然を満喫しない手はありません。アルザスは南北約190㎞、東西約50㎞と小さな地域ですが、都会近郊の森もあるし、もう少し足を延ばせばブドウ畑やヴォージュ山脈でのハイキングも可能です。都会のストラスブールからも簡単に自然にアクセスが出来るんですよ。 今回は、春先のある晴れた土曜日の遠足のレポートをお届けします。 ストラスブールから日帰りでワイン街道の村や自然が楽しめるアルザスの選りすぐりをギュッと凝縮したコースです。ストラス

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          ストラスブールの古書店

          陶器のタイル装飾が美しいストラスブールの美術学校

          4月のストラスブールは桜、水仙、薄ピンクの木蓮など、たくさんのお花に囲まれて、文字通り華やかな春を迎えています。 お花の見ごろに合わせて散策するのも春のストラスブールの楽しみの一つです。今回ご紹介する、ストラスブールの高等美術学校の庭の木蓮もとても綺麗なんですよ。 ストラスブール高等装飾美術学校(現ラン高等美術学校 (La Haute école des arts du Rhin)) ラン高等美術学校は、アルザスの南の都市ミュールーズの美術学校とストラスブールの高等装飾美術

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          春のストラスブール散策

          2月に記録的に暖かい日が来たと思ったら、3月初旬の寒の戻り、そして4月の雪と、三寒四温で春が来るとはいえ、少し激しすぎた今年の春の到来。 そんな気象状況の影響か、花の開花ペースが例年に比べて不規則な印象はあるものの、ストラスブールも春のお花で溢れています。 まずはレピュブリック広場。 ストラスブールには沢山のピンク色が愛らしいマグノリア(木蓮)の名所があるのですが、その中でも人気トップ3に入るであろうスポットです。 サン・ポール教会前のイル川沿い。 インターナショナル

          【自己紹介】アルザスへようこそ!

          フランス政府公認ガイド、加藤淳子のNoteです。 フランス東部、ライン川沿いのドイツと国境を接するアルザス地方に住んでいます。 短期で訪れたこの地方にすっかり魅了され、本格的な渡仏を決意。ストラスブールの語学学校へ留学し、アルザスの魅力にどっぷり浸かり、遂にはストラスブール大学でフランス政府公認ガイドのライセンスを取得しました。 今まではアルザス地方で皆様をお迎えしてご案内しておりましたが、このコロナ禍において、その活動もままならない状態が一年以上も続いております。

          【自己紹介】アルザスへようこそ!