コーヒーは、私のおごり
昨日は長女が学校のブラスバンドの練習があったので、次女と二人でレストランで時間を過ごしました。次女がお弁当を食べそこねた、ということで入ったお店。私はフルーツサラダを注文。
その間に旦那から電話がかかってきて、その後は日本から母の件で連絡があったりで、申し訳ないと思いつつも誰もいないことを良いことに、日本語英語メタクソになりながら、お店がオフィス代わりに。フルールサラダはいつの間にか次女が完食。私は何する暇もない状態になってしまい、しかも合間をぬって次女の宿題をみてあげねばならずで、あーだこーだ、本当に迷惑な客大全開な状況だったのですが。
ひと段落ついたかな、と思ったらお店の人がニコニコ笑ってコーヒーカップをトンとテーブルに置いてくれました。「え?」と思わず定員さんの顔を見上げると、ウインクしながら彼女はこう言いました。
「一人で何役もって感じよね。私も昔を思い出すわ。これは私のおごり。ちょっと息ついてね。」
「え、本当? ありがとう。でも丁度コーヒーほしいと思ってたし、ちゃんとお金払うよ。」と答えたら……
「この先、もしもあなたが私くらいの年齢になったとき、今のあなたのような人がいたら、コーヒーご馳走してあげて。」
……感動しました。絶対ちゃんと、そんな場面にであったら、コーヒーをご馳走できるオバちゃんになるぞ、と誓ったのでした。