47歳専業主婦、夢を語る②
今日はおひさまのおうちで共感カフェに参加してきました。
NVC(Nonviolent communication)に触れるようになってだんだんわかってきました。自分が不愉快に感じることは自分が引き起こしている。えーっ!と思いましたが、今はへーっ!となりました。そのうち余裕の笑みを浮かべられるようになるかしら。
NVCのワークでは胸にあるもやもやなどをお話しした人の心の状態に共感し、ほかの参加者が108枚のいろいろな感情が書かれたニーズカードから「今あなたはこうなのでは?」と思うものを選んでその人の前に置いていき、お話しした人はその中から三枚のカードを選び「私に必要なのはこれ」とします。当事者にとっては氷山の一角しか見えてなかったり、解決など到底考えられない難局も、他人から見たら全貌が明らかであったり、意外とシンプルな話だったりして、それを提示することにより当事者も気づくことがありもつれが取れたり、自分の思い描く絵が現実にできると思えるようです。
NVCのワークを始める前に、おひさまのおうちの主催者の方が「ゼロを生きる」という絵本を読んでくれます。先週も聞いたので、内容は大体頭に入っていました。今週印象に残ったのは「探しているものはあなたの内側にある」といった主旨の先週とは違う文でした。私は何を探しているのだろう。
ニーズカードを円形に並べているとき、主催者の方が「これはネットで買うこともできるから、ぜひみんなのところでもやってみて」と言いました。「このまあるい社会がどんどん広がってほしいから」と。
そう、そうなんです。
先日、子供たちと声を合わせて古典の音読をしたい、と夢を語りましたが、私にはもうひとつ思い描いている素敵な将来の日々があります。
いつか、おひさまのおうちのようなスペースを持ちたいなと思います。
子どもの幸せを願うひとりの母として、子供が生きる将来を安心できる世界にしたい。環境を整え、子どもにもいのちが喜ぶような人生を歩んでほしい。だれにとっても共通の願いではないかと思います。でも、いろんなことが起こりどんどん変わっていく世の中、にこにこ過ごしているだけではテレビに踊らされたり、知らず知らずに大きなグループに飲み込まれるかもしれない。その時々に必要な知識を得て、自分の頭で考えて進むことがだいじなのではないか。
今、いろんなことをおひさまのおうちで勉強しています。この数年で私の考えはガラッと変わり、風邪騒動が起こっても冷静でいられるし、表向きの情報の見えない部分を考えるようになりました。知識を得たことにより食生活も変わりました。社会のマジョリティグループに属さなくなったので多少の生きづらさを感じはしますが。
自宅に気持ちの良いスペースを作り、昼間はお母さんたちと情報交換、お互いの知識をシェアしあったりして、放課後は子供たちと古典音読。
以前は組織に所属することが強みだと思っていました。長い主婦生活で広い社会の中で自分をどう位置付けるかという問いをずっとしてきましたが、ひとりひとりが力強く生きる。ピンでいい。今の自分ならきっとできる。それが現段階の答え。
まだまだ準備が必要。ソフトもハードも。
取り急ぎ、モノが片付いているリビングを目指します(^^;