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息子の変化~親子作文

今日も日差しが強いけど、秋らしい天気。
青い空が目に心地よい。

日本語音読指導者になり、活動を始めたいと考えています。まだ生徒がいないので、息子を相手にカタカムナ音読、作文、サイコロ暗算をしています。
(私は第一期生で、その特典で松永先生が開発した作文法とサイコロ暗算の方法も伝授してもらいました。)

息子(小6)は勉強が嫌いと常日頃から声高らかに主張していますが^^;、カタカムナを読むときは嫌がりません。私をリードするかのように一音一音発音していきます。ふたりで向かい合い、見つめ合い、声を出します。目で笑い合います。カタカムナのあとは古事記、もう何度も読んでいるので、息子はその古事記が古い言葉で書かれていることに気付かないようです。頼むと解説してくれます。そしてお互いの知っている古事記のお話をシェアします。

音読を一段落させると、作文を書いています。主題は何でも好きなものにしてよいと言ったら、しばらく好きな恐竜を一日一種類ずつ紹介するということをしていました。昨日は日曜日に息子が所属しているソフトバレークラブで試合があったので、そのことを二人各々で作文することにしました。息子の表現は「楽しかった」とか「すごかった」とかが多いのですが、その試合でチームが優勝できたこともあり、一生懸命自分の気持ちを表現できる言葉を探して書いていました。そして出来上がったものを読ませたとき、試合に込めた気持ちが伝わってきてジンとしてしまいました。確実に上手になっています。
そして私の番です。私も試合の日は息子がウォーミングアップをしているときからずっと見ていたので、息子の様子から感じ取ったことを文にして読み上げました。黙って聞いていた息子はところどころ嬉しそうな顔で「うんうんうん」と何度も首を縦に振っていました。今まで見たことない表情です。息子が言葉で表現できなかったことが、私によって言葉になって原稿用紙に書かれたことが嬉しかったそうです。

カタカムナから始まる古典音読をして、日本語をよく知り、作文という表現につなげていく。息子はまだほんの入り口、これから古典音読が進むにつれてどんどん日本語が得意になることでしょう。だからと言って突然作文が書けるようになるわけではない。どんどん書くことによって作文は上手になる。
毎日書き始め、息子にもその感覚がわかってきたように思います。インプットとアウトプット、この二つの関係がわかると子供は自ら勉強するようになるのかも、と現段階では感じています。この先どうなるかが楽しみです。


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