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マワリテメグル

今日は息子と朝早く家を出て、西荻窪にあるV-netへ。
V-netは松永暢史先生が主催している塾、毎週土曜の朝は音読道場が開催されています。私たち日本語音読指導者はここで教えることができます。今日のシフトが入っている同期が来てマンツーマンで子供たちを指導していました。私は今日は見学、来週指導者としてここにいる自分を想像しながら、あぁ始まったんだなと実感。

息子も同期の一人に指導してもらいました。
「きみ、古事記ってどんなお話か知ってるかい?」
「うん、イザナギとイザナミがまず初めに淡路島を生んで、火の神を生んだときにイザナミが焼け死んじゃって、イザナギが黄泉の世界に会いに行ったけど追いかけられてブドウ投げて逃げて・・・」
「よく知ってるじゃん!じゃあ読んでみよう」

午後は同じく西荻窪にあるほびっと村で松永先生の「カタカムナ音読法」出版記念第二弾の講演会でした。

「カタカムナ音読とカタカムナの智慧~~サヌキ・アワについて~~」

昨日に引き続き松永先生と板垣昭子氏(あっこさん)の対談方式です。
あっこさんは序盤から松永先生に音読を求め、和室の会場は母音子音、カタカムナの音をエンジンに不思議な空間に🚀。そこでお二人は気持ちよくカタカムナのサヌキ・アワを存分に語ってくださいました。

あっこさん
ずっと主流だったサヌキ(男性)社会は直線のものさしで測ることができた。これが終わりを告げようとしている。アワ(女性)の自覚と発奮により、いのちの方向性を示していく。アワの社会はまっすぐなものさしが役に立たない。ぐるぐる巻きのものさしが要る。ぐるぐる巻いてるカタカムナ。
日本の国生み、日本はイザナギとイザナミの仲たがいから始まる。これをどうしていけばいいのか。

松永先生
男の子は「オモロイ」かどうかがすべて。オモロイことを追求・体験していく。
女の子は「楽しい」ことを感受することで満足する。

途中、会場を走り回っていた2,3歳の女の子が息子の前にきて、にこにこと息子をたたいてみたり抱きついたりすることがありました。楽しんでいる様子の彼女、面白くなくて無反応の息子、縮小版をそこに見た気がしました(^^;

お二人の話はとても興味深くいつまでも聞いていたかったですが、こうやって書き起こしてみると難しいなとも思います。音でカタカムナを知り、サヌキアワの考え方を新たに知ったけどまだ入り口。時間をかけて自分に落とし込んでいこうと思います。昨日あっこさんが言っていた、「イ(知識として入ったもの)+ミ(味わう)⇒腑⇒血肉」だなあ。

帰って夜の8時から息子の塾のオンライン授業がありました。今日から地球シリーズ。オープニングムービーに、「我々はどこから来たのか、我々は何者か、我々はどこに行くのか」の文字。その後講師がゴーギャンの絵を出して、これが地球シリーズのテーマですと告げていました。数日前の記事に私が好きな言葉としてあげていたこの絵のタイトル。

地球シリーズに私は意気込んでいたので、この偶然はうれしすぎました。何かが渦巻いている、ぐるんぐるん。ひょっとしたら必然なのかも。
そしてこの問いをつぶやくと、カタカムナが浮かぶのでした。

マワリテメグル

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