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弾み~音読街道まっしぐら!
音読道場さいたま支部は、近隣の施設のひと部屋を借りて体験会やレッスンをしています。
時には生徒さんや私たちが希望する日時に場所を確保できなかったり、体験会が無料だったときは部屋代が自分たちの持ち出しになるのでそれも大変(-_-;)、自由に使えるスペースがあればなあ、おひさまのおうちみたいに自分の家をそういう場にできればいいなと思っていました。
そして今日、私は家から一歩も出ず、ごそごそごそごそやっていました。
何をって?
そう、片付けです!
今月13日にここでレッスンがあります。
先月も一度行いましたが、その生徒さんはもともとよく知っている方で我が家に何度も来ていたので、あまり気負うことがなかったのですが、今度は初めてうちに来る生徒さん。私にとってはオープニングデーになります。
ミニマリストに憧れて、ものを捨てるほうですが、掘ると色々出てきます。息子が小さかった頃のあどけない顔つきの写真に胸を撃ち抜かれたり。もう活躍することのないぬいぐるみなどなど。
それらは昔を語っており、その時代のことを思い出しました。
うちにあるおもちゃやゲーム、絵本は大体松永先生の本を読んで「おすすめ」されていたのでそろえたものです。「収入の2割(1割だったかな)は本に使え」と書いてあったので、自分が生活費として旦那さんからいただいているお金のその分は本の購入に使い、図書館に息子を連れていき、本を毎週運べる限り借りてきて、2週間の返却期限まで本棚に所有しているかのように陳列させて、息子に読んでいました。息子との時間は松永先生によってもたらされた時間であったと言っても間違っていないと思います。
息子と読んで盛り上がった本を思い出しました。
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この本は、谷川俊太郎氏によって、文字が意味をなさず、面白い響きとリズムで並んでいます。息子はこれが大好きでした。私は美術館学芸員でもあり、アートが好きなので、現代美術家の大竹氏による絵も好きでした。息子は今でもしりとりで「ん」から始まる言葉として「んぐまーま」と言います。この本もやっぱり松永先生のおすすめです。
正しい口の形じゃなかったけれど、種まきはされていた、と思おう。
そして、今親子でしっかりと古典音読をしている。
家は音読道場になろうとしている。
2月に開催予定の松永先生の講演会。
多くの人が、いまさらと思いながらも、どこかで感じている「日本語の重要性」。そんな方々と松永先生を講演会で引き合わせたく、色々なところに働きかけていくつもりです。
生活が音読一色になりつつあります。
かつて私の生活の大部分を埋めていた英語学習が細々としてしまいました。ですが、英語力が落ちた気はあまりせず、むしろ自信をもって発音できるようになっている気がします。これは今やっている日本語音読のおかげと思われ、その他言語までに及ぶ強大な力に驚くばかりです。
🌀講演会情報🌀
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🌀体験会案内🌀