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今読んでいる本『Chatter(チャッター): 「頭の中のひとりごと」をコントロールし、最良の行動を導くための26の方法 』とヒプノセラピー

こんにちは。
本のタイトルが長いので、題名が長くなってしまいました・・

こちらの、ベストセラーなのですね。この本では頭の中のひとりごと(チャッター)が私たちの行動に大きな影響を及ぼしていることを論じた上で、ではどのように対処すればいいかについて説明されています。
まだ読み始めたばかりなのですが、読んでいて、まさにヒプノセラピーで行うこと!というのが色々と出てきているので、興奮冷めやらぬうちに、書いていきたいと思います。

さて、昨日、家族でショッピングモールに行きました。買い物をして、駐車券用の割引をもらうのに、かなり長い列に並んでいた夫を少し離れたところで待っている時に、子供たちが「疲れた」と言ってモールの中の地べたに座りました。思わず「汚いから座らないの」と言うと、「大丈夫」といって座る子供たちに、「ダメだよ。こんなところで座らないの。座る人いないよ、恥ずかしい」と言った自分の言葉が、母の口調にそっくりだったのでびっくりしました。

果たして、恥ずかしいから座ってはダメなのだろうか?
自分が疲れていても、「恥ずかしい」という理由だけで、座るのを我慢しなければいけないのだろうか?
そこは通り道ではなかったので、人に迷惑はかかりません。
さらに夜、夫に娘が「ママが自分たちのことを恥ずかしいと言ったのが嫌だった」と言った長女。思わず考えてしまいました。

そして今日読んだのがこの箇所:
「私たちが子供の頃に両親は自己制御の規範を示す。両親の教えは私たちの発展途上の内なる声に浸透する(中略)時を経るにつれ、私たちはそれらの言動を自分自身に向かって繰り返す。そして、私たちは私たち自身の言葉の流れを形成し始める」「両親の権威的な声はそれ自体、より広範な文化的要因によって形づくられている 。たとえば、 大半のアジア諸国では、目立つことは社会の一体感をおびやかすため顰蹙を買う。対照的に、アメリ カ合衆国をはじめとする西洋諸国は自主性を重んじるため、両親は子供の個人的な探究を称賛する」

「恥ずかしいからやめなさい」という言葉を言いながら、言いながら感じた違和感。「恥ずかしい」というのに全くピンとこない娘たち。
日本という環境の中での両親からの権威的な声が自分に浸透していて、私の中のチャッターとして頻繁に出てくるけれども、それを自分が子供に対して発した時に、文化・環境が違うこと、そして全てではないけれど、これまで自分が多くの「〜しなければ」をヒプノセラピーで手放してきたことから、ずれが生じた結果なのだと思います。

誰もが文化の影響を受けている両親の声から影響を受け、それが浸透して、チャッターとなって自分の行動を大きく左右する。その中にはいいものも、足かせになるものもある。望ましくないチャッターに支配されてしまう時の対処方法として、俯瞰してみる、第三者的な目でみる、といった方法がこの本では提示されてますが、なかなか1人では難しいところがあります。そして、それらはまさに、インナーチャイルドセラピーや前世療法で行うこと。自分の幼い頃や、前世を今の自分から俯瞰して見ることで、気づきや、癒しを得ることができるのです。

著者のイーサン・クロスさんは、心理学者で神経科学者。やはり、NLPやヒプノセラピーの基盤にあるものと共通しているので、アプローチ方法は違っても、人間の脳や心の仕組みをどう活用してよりよく生きる、という目的は共通です。

まだまだヒプノセラピーとの共通点や興味深い点が出てきそうなので、随時書いていきたいと思います。
お読み頂きありがとうございました。

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