不思議な魅力のレックスベゴニア
レックスベゴニアは根茎系ベゴニアの1種で、原種にさまざまな種類をかけ合わせて多くの品種が作出されています。
レックスベゴニアは葉を観賞するために改良されてきて、今は観葉植物として取り扱われることも多くなりました。他の観葉植物には見られない、立体的に渦を巻く葉があったり、不思議な魅力があります。
葉色にもバリュエーションがあり、レックスベゴニアをコレクションして並べると、まるでアマゾンのジャングルに迷い込んだようです。
1年中、室内で育てられるのでマンションにお住いの方々にも人気になっています。また、水やりが少な目で済むのも魅力ですね。
レックスベゴニアの育て方
レックスベゴニアを育てるのはわりと簡単です。
屋外なら明るい日陰、室内なら日中は本がはっきり読めるくらいの明るさ場所に置いてあげましょう。逆に直射日光は日焼けするので厳禁です。
多くの観葉植物と同じで寒さは苦手なので、冬には室内に取り込む必要があります。
レックスベゴニアはやや乾かし気味に管理します。鉢土がしっかり乾いてから、たっぷりあげてください。冬場は水やりは控え気味にし、室内が乾燥しすぎる時は葉水をあげてください。
葉がいたんできたら早めに根元から切り取ってください。放置すると病気になることがあります。
根がまわってきたら、一回り大きな鉢に植え替えてください。用土は普通の園芸用土でいいでしょう。
葉挿しで殖やすことができます。
また下葉が枯れて茎が伸びてしまった場合は、仕立て直しをしましょう。好みの高さまで切り戻して、日陰で霧吹きしながら管理すると1か月くらいで新芽が出てきます。