ジオラマ風スモールガーデンを作ってみませんか
最近はマンション住まいの人が増えています。首都圏でそれなりの庭がついた1戸建て住宅となると通勤に1時間以上かかるところしか買えませんものね。
でも、庭付き1戸建てへの思いは断ちがたく...
それならいっそジオラマで作ってみましょう、というのが今回のテーマです。ジオラマならお金もかけずにスペースもとらずに、自分好みの家と庭が作れてしまいます!
ジオラマに必要なもの
まず、ジオラマの土台になる木箱が必要です。50㎝四方程度のものがいいでしょう。正方形よりも長方形の方が使いやすいです。木箱はご自分で廃材などを使って簡単に作れます。なんせ単なる四角な箱ですから。
木箱の大きさの防草シートも必須です。底に入れる鉢底土か発泡スチロール、用土は市販の草花用培養土でいいでしょう。
ジオラマの家などは自作していいですが、市販のものから選ぶのも楽しものです。
仕上げ用の化粧砂やコケ類もあればいいでしょう。苔は芝生のイメージですね。
スモールガーデン向きの植物
お庭には木と草花や宿根草がありますよね。ミニバラやギョリュウバイ、ローズマリーなど、花や葉が小さな低木類をお庭の高い木のイメージで後方で使います。
スイートアリッサムや姫フウロ、アサギリソウ、タイムなどの、花や葉が小さな草花は前方に配置するといいでしょう。草花や宿根草のイメージです。
植物を選ぶときは、水やりの頻度が同じくらいでいいものを選びましょう。また、花や紅葉などで季節感がわかるものを配置すると、よりお庭らしくなります。
ジオラマ風スモールガーデンの作り方
木箱には防腐剤を塗っておくと持ちが良くなります。木箱の底に水抜きの穴を数か所あけて、その上に防草シートを敷きます。その上に鉢底石などを敷いて高さを調整しながら家などのジオラマや植物のポットを借り置きして位置を決めます。
家はやや斜めにする方がかっこいいですね。
いったん家などははずしてからポットから抜いた植物を草花用培養土などで植え付けて行きます。根鉢は少しほぐす程度でいいです。このとき後方の高さのある植物から植えていくとやりやすいです。
家などを戻して、苔で芝生を、化粧砂で小道を作って完成です。日当たりと風通しの良い場所に置き、用土が乾いたら水やりしてください。