メロンのようにおいしいペピーノ
ペピーノはアンデス地方原産のナス科の多年草で黄色の丸ナスのような果実ですが味はメロンに似たおいしい果物です。
アンデス地方やニュージーランドでは現在でもポピュラーのようです。
高温が苦手なので夏越しがむずかしいですが、北海道や東北などの冷涼地では育てやすい果物です。
上手に育てると春と秋の2回収穫できます。
きれいな花が咲きます。
ペピーノの育て方
ネット販売などで苗を入手してください。
植え付け適期は5月で大き目の鉢やコンテナに植え付けます。
用土は堆肥や腐葉土などの有機質を多めに入れた肥沃なものが適しています。
生育適温は20-23℃で、25℃以上になると成長が止まります。
耐寒温度は5℃なので冷涼地での屋外での越冬は困難です。
鉢植えの場合はナスのように3本仕立てにするのがいいでしょう。
水と肥料が大好きな植物なのでしっかり水やりしてください。
またハダニに弱いので水やりのときには葉裏にも水がかかるようにしましょう。
春と秋には有機質のものを多めに追肥してください。
果実は黄色く色づいたら収穫し果肉が少し柔らかくなるまで追熟します。
春に果実を収穫したら7月までに株元から15㎝くらいで切り戻してください。
夏になったら涼しい半日陰に移すか50%の遮光をします。
夏に枯れやすいので涼しい明るい室内で夏越しさせると良いかもしれません。
連作障害がおきやすいので春か秋に挿し木で株を更新しましょう。
10㎝くらいの挿し穂を作って清潔な用土に挿すと1か月くらいで発根します。