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チューリップ花壇の作り方
そろそろチューリップ球根の植え付け時期ですね。
ここではチューリップ花壇の作り方の基本についてお伝えいたします。
同一品種をまとめて植える
チューリップ主体の花壇では、同一の品種を10球以上1か所に植え付けましょう。
チューリップは品種によって開花時期が違いますし、同一品種を1か所に植えることでインパクトが強くなります。
プランターや鉢植えの場合も同一品種に統一した方が「春」を演出しやすくなります。
デザインを考える
デザインを考えるべきなのは色と高さと花姿です。
花壇の広さにもよりますが、複数の品種を植えることができるのであれば、同系色でまとめるのか、カラーコントラストを主張するのか、最初に方針を決める必要があります。
同様に全部同じくらいの草丈の品種で揃えるデザインと、前に草丈の低い原種系のチューリップを奥側に草丈の高い品種を配置する方法があります。
八重咲き品種やフリンジ咲き、ユリ咲きの品種を使うときも、同じ花姿の品種で揃えると落ち着きますが、変化を楽しむこともできます。
大事なのは球根を入手する前に花壇のデザインをしっかり考えておくことです。
もちろん福袋の場合は入手できた品種からデザインを考えることになります。
ただし1品種あたりの球根数が少ない場合は避けた方が無難でしょう。
秋から早春に開花する草花を植える
チューリップ花壇の難点は秋から春の開花までが殺風景になることです。
通常は株元にビオラやパンジー、スイートアリッサムなどの寒さに強く冬季も開花しやすい草花を植え付けます。
もっとも、最近は暖冬ですし、暖地であれば冬花壇も楽しむことができます。
ただし冬の間ずっと同じだと飽きてくるので、ムスカリなどの早春に開花する小球根類も同時に植え付けておくと、秋から冬、早春からチューリップの開花へと変化を楽しむことができます。
「チューリップ花壇」とは少し離れますが、イングリッシュガーデンやクリスマスローズなどを植えてあるナチュラルガーデンの1画にチューリップをまとめて植えるのも植物園などでよく見かけますよね。