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慣らし保育がトラウマになっている話
新年度始まりましたね✨
2歳の次男リュカの慣らし保育が始まりました!
しかし、私はまだ働き始めていません!なぜなのか。
さかのぼること6年前。長男ネスさんの慣らし保育は、想像以上に過酷でした。「泣く」とかそういう話ではなく、悉く発熱しまくったという事についてです。
登園5日め、朝から40度の発熱🤒
あらゆる検査をするも原因は謎😨
8日間解熱せず、原因もわからず🤨
結局衰弱して1週間入院😱
退院後も流行性結膜炎で2週間登園禁止😭
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その後も体調不良を繰り返しまくり、慣らし保育を5月中旬に終えた頃には有給休暇を20日以上使ってた。(家族看護などの特別休暇も含みます)
…もうね。
いきなりトップギア🚗
ときめきメモリアル🌸
あまりに爆走兄弟レッツアンドゴー🏎️
今の所、当時の私を超える休み方をした人を見たことがないのでわからないけれど、きっと何がしのどこかしらに申請してたら、なんらかの賞とか記録とか記念品とかもらえてたんじゃないかって思う。ていうか、誰かください。
…確かに、毎度熱出してるのはネスさん自身なのでそれは勿論とても可哀想なのだが、あまりにもハイペースで休みすぎて、本来小学校教員がここぞとばかりに有給を使うはずの夏休み&冬休みは、誰もいないし最早やることもないのに朝から晩まで出勤せざるを得なかった私も割とかわいそうだったと思います。同僚に「使わない有給休暇わけてあげたい…」と言われ続けた1年間でした。したがってネスさんもほとんど保育園休ませてあげられず、遊びにも連れていけない。年度末にいたっては最悪無給で働くことも覚悟していたレベルでした。
ちなみに、私ばっかり休んでいたのか?というと、意外とそうでもなく、夫も休みがガリガリ減ってました。何故か?職業柄、私がお迎えに行けるまでにどうしても二時間以上かかってしまう場合もあり、その場合は夫が迎えに行くほうが早く、迎えにいった夫と家でバトンタッチして再び夫が出勤…なんていうパターンがあったり、入院中は私が24時間息子につきっきりなので、洗い物や荷物を運んでもらうためにどうにか面会時間内に家から離れた病院へ来てもらったり…。そんなことをしていれば当然夫も休みはバンバン減っていったのでした。夫よ、ありがとう…。
でも結局のところ、今考えてみればそうなってしまったのは私が慣らし保育を甘くみていたからたでした。「まぁ確かにちょこちょこ熱はだすんだろうな〜」ぐらいなものだと思っていました。また、ネスさんの育休復帰の頃には「教員は4月からフルタイム復帰じゃないと迷惑だ」という意識が、何故かどうしても当時の私にはありました。あの頃の私に言ってあげたい。
「フルタイム復帰した癖に突然入学式の前日から20日近く有給とるとか、それこそどんだけ学校に迷惑かけてるのよ。他の一般企業みたいに5月復帰と最初からわかっていれば、現場も先に対策してくれるはずなのよ。人員不足?それは私ごときが心配するようなことではない!慣らし保育がとんとん拍子にいってしまったら?有り難く感謝しながらお時間頂戴すればいい!」
みなさんの慣らし保育の参考になれば…
(ならないか🤣)
さて、そんなトラウマな慣らし保育から早6年。私は今回の育休に際して、産休に入った当初からこの2024年5月復帰のお願いを職場にお願いし(ちなみに職場の方はと言うと、この人員不足のご時世、やはり1ヶ月代員は来ないらしいので皆さんでどうにかするそうです…お手数おかけします…)、再びあの「慣らし保育」を迎えていたのであった…!!世はまさに…大保育園時代…!!
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(指は✌️してるつもり)
てなわけで。
次男の慣らし保育のテーマはこちら!ドン!
「切れたパンツのゴムくらいゆるいスケジュールでいけ!」
(…銀魂の話のタイトルにありそう。誰か筆で書いて。)
スケジュールはもちろん決めます。
やりたいこと
やらなきゃいけないこと
なんでもかんでもとにかく色々入れときます。
ただ!!!!
達成率は求めない!!!
とりあえず癖毛をゆるふわパーマと言い張るくらいのゆるさでいいと思って始めてみました。
さて、ネスさん時代の話を長々ダラダラ書いてきましたが、今回の主人公は次男のリュカさんな訳です。リュカさんは2年間、たまに一時保育で鍛えて(?)いましたので、園は違えどなんとなく遊べるような気がしないでもなかったのです。
そんな1日目。ニコニコでおもちゃに気を取られてる間に母は1時間いなかった。
2日目。若く綺麗な担任の先生に一生懸命大好きなフライドポテト🍟のおもちゃを貢ぐのに忙しくて1時間半いない事に気づいてなかった。
3日目。初給食はカレーだった🍛迎えに行くといつもはダラダラ食べなリュカさんがカレーを完食し、デザートまで食べてた。(野菜サラダは食べない)先生が「給食直前くらいにふと思い出したみたいでママどこ〜って窓の外見て言ってたんですよ〜」と言っていたので、お?ちょっとヒト波キタか?と思って、家に帰りながらリュカさんに色々聞いてみた。
純👩リュカちゃん、かっか(母)どこー?って言ったの?
リ👦うん!
純👩えーんて泣いた?
リ👦泣いてない〜
純👩かっかを探してくれたの?
リ👦まいごのまいごのかっか〜ってした!
純👩え…
慣らし保育3日目、側に母がいない理由は迷子だと思われてた。
リ:ハァ〜かっか、みちゅかってよぉかったぁ〜☺️
ま、まぁよかろう。
さぁ、そんな4日目。
朝教室に入った瞬間はおもちゃに駆け寄る。
その5分後。
「かっかぁあああああ😭」
ついにキタ。
「よし、リュカちゃん!!がんばれ!!」
母は教室を飛び出した。
気持ち的には窓を腕でバリーーんとおしわりながら飛び出す気持ちで出て、そっとドアを閉めました。
帰ってきたら私の顔みて泣きました😭お、ちょっとしおらしいかんじ。
6日目。週明けです。土日を挟んだので駐車場に着いた瞬間べそべそ。トミカをしまったら号泣。でも、こちらがしれーっと預ける準備を始めたら覚悟を決めたのか「しゃぁない、遊ぶか…」みたいな雰囲気で遊び始め別れ際はブロックに夢中で気づきませんでした。
7日目。家を出るときにすでに「保育園じゃない!」とごねる。わかる。家出るまでが特に嫌なのよね~面倒なのよね~。「先生に消防車のクリアファイル見せに行こうか」と誘い出し、なんとか保育園へ。そんなリュカさん、教室に着いたら不満げな顔。ごまかしたのバレたか…。しかし、教室まですんなり進み、「行かない」とも「やだ」とも言わず教室のおもちゃを手にしたまま目に涙を浮かべ
「おかあさん、がんばってね…。」
母は膝から崩れ落ちかけました…。
はは は
さいごのきりょくを ふりしぼって
たたかいのばに ふっかつした。
がんばってくれ はは!
そしてかれこれで、10日目。
今日は初めて笑って「またねっ!」と言われました。母は面食らい、半笑いで手を振りました。自転車に乗り、一度家に戻ろうとしますが、「あ、ここで一緒にお弁当持ってきてピクニックしたな」「あ、ここでハト追いかけたな」「あ、朝ご飯ひとくちも食べてくれなくてここで朝ご飯食べさせたな」「あ、去年もここで桜見たな」もう育休の走馬灯が町中あちこちに埋まってて、もー地雷がドッカンドッカンですよ。葉桜になりかけている並木道を通りながら涙が止まりませんでした。※さすがに危ないんで一度自転車停めて、涙拭いて鼻ちーーーんした。
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あーーーーー3年の育休が、終わっちゃうのか。人生最後の育休が。毎日「絶対専業主婦向いてない」「少しでいいから母じゃない時間をくれ」と思っていたのに。超さみしい。おかーしゃん、泣いちゃうわ。長男の育休も、次男の育休も、全然ちがう過ごし方だっただけど、どちらもとんだトラウマものだわ。一生忘れたくても忘れないわ。
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私の育休が終わるまであと2週間。せめて保育園や学校から帰ってきたら、子供たちの頑張りを思い切りねぎらう時間に費やす2週間でありたい。今日も楽しく元気に帰ってきますように。