焼きまんじゅうは炭火が命、らしい【群馬県】
群馬県民に「これ最高だよ」と教わった #焼きまんじゅう
小麦が盛んに生産されている群馬では、小麦粉を使った郷土料理が多く親しまれていて、中でも特徴的なのが、串に刺したまんじゅうに甘みのある味噌だれを塗って焼く「焼きまんじゅう」。
県民いわく「焼きまんじゅうは、炭火が命」らしい。
こちらは、高崎駅近くの 茶々。
焼きまんじゅうは前橋のイメージがあるが、こちらでも炭火焼きで提供がされる本格派が味わえる。
ひと串のあまりの大きさに「食べきれるかな・・・」とつぶやくと、店主が焼きながら
「あなた!焼きまんじゅう食べたことないの?普通の人でも2~3本ぺろりと食べれるんだから」と。
たしかに、麹を使って発酵させる「酒まんじゅう」の方法で作られるだけあってふっくら空気を含んでいる。小麦粉やもち米にどぶろくを加えて発酵させ、蒸してまんじゅうにし、さらに竹串に刺して味噌だれをつけてから焼き上げる。
普通のずっしりしたおまんじゅうや五平餅とよく間違えられるらしいが、これは食べてみた人だけが味わえる至福の軽さと言っていい。
日本の食、最高だわ。
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中央省庁に勤務。日本の食と農に思いを馳せる妄想料理家。休日はNINO FARMにて野菜作りをしたり、全国の産地に出向き美味しい食材の魅力を発信する。フードアナリスト、野菜ソムリエ / 愛媛県出身/砥部焼大使。