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これからもおいしいワインを飲むために①


昨年、一念発起してワインスクールに通い、晴れてワインエキスパートの資格をとった。
思っていた以上に過酷な試験で、1次試験の暗記の量は半端ないし、2次試験のテイスティングも想像以上に体力を使うもので…
私はいわゆる「頭がいい」「優秀」な人間ではないが、おそろしく「要領だけはいい」。よって、試験と名のつくものは46+の人生において、ことごく受かってきた。

ワインエキスパートもまあなんとかなるだろうとタカを括っていたが、想像以上に大変だったというのが率直なところ。

勉強も苦労したし、スクールにもかなり課金した。
それでも受けてよかったと思うのは、ワイン仲間が沢山増えて、知識も広がり、なにより資格取得前よりもワインをおいしく楽しめるようになったということ。

資格を取るまでは、「飲まず嫌い」なところもたくさんあった。
例えば、赤ワインはタンニンが強いのが苦手なので、カベルネ・ソーヴィニヨンはキライ、ピノ・ノワールでしょ、とか。
泡はシャンパーニュはそりゃおいしいけど、プロセッコとカヴァはどちらもだいたい一緒でしょ、とか。白ワインは樽が効いてるのがやっぱりおいしいよねー。
あと、チリとかアルゼンチンとか、なんかよく分かんないから選ばないし、アメリカはBREAD&BUTTER、ニュージーランドはCloudy Bay、オーストラリアはPenfoldsしか知らん、とか。

でもでも、これは完全な思い違いで。
熟成したボルドーの赤はタンニンがとてもキレイだし、ネッビオーロのドライなおいしさは合わせたいお料理を考えるだけでワクワクする。逆に、ピノ・ノワールも高緯度だとあっさりしすぎてイマイチなものも多い。
プロセッコとカヴァの味わいは全く真逆なところがあるし、樽ドネはおいしいけどたくさんは飲めない。
南米のトロンテスとかマルベックとか、相性のいいお料理は少ないけど、ワイン自体は安くてとってもおいしいものも多い。

なので、先入観でワインを選ばなくなったし、単純に「おいしい!」と思えるワインが増えたことが、圧倒的に幸せ。ワインを勉強してよかった、というのはコレに尽きると思う。


ただし、勉強と称して酒量が圧倒的に増えて、かつエンゲル係数が爆上がりしたことだけは今年は改善したい。
まずは健康!そう思って、昨日、人生初の胃カメラ、大腸内視鏡検査に行ってきた。

ということで、タイトルと写真にあるワインの話ではなく、今日は人間ドックに行ってきたことを書いておこうと思う。
(ここまでワインネタだと思って読んでくださった方がいたら、すみません。これから試験の振り返りとかWSET受験記とか書く予定です!)

病院は、横浜戸部にある松島病院。ここは肛門、大腸の専門医で、以前に父が大腸癌(ポリープ)の手術を受けたところ。父曰く、検査症例数が圧倒的で、検査の流れもスムーズとのこと。ネットで色々調べてみると、「先生が毎日変わる」「説明と違う処置をされた」など入院された方で色々と嫌な思いをされた方がいるのを発見するも、これ以上調べるのも面倒というのもあって、ここに決定。

人間ドック一日コースの消化器・循環器科を受けてきた。
(つづく)

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