失ったものを受け入れて生きる
土日でどちらかの日にゆとりがあるときには、購入した本や読みかけの本を一気に読むのだけれど。今日は「悩める時の百冊百話」が特に出番だった。
私は、岸見一郎さんのnoteもフォローしていてよく読んでいる。僭越ながら、そこで思うのは、「この人、本の原稿をちゃんと隅から隅まで書いているのが伝わる」 なぜなら、普段のnoteでの文体と本の文体が一致しているもの。
そういう人の本は、敬意を表してしっかり読む。岸見さんの本が出ても出ても買ってしまう。なぜなら、私も自分で膨大な原稿を書いて本を出し続けていきたいと願うから。
と、まぁ、、前置きが長くなってしまったけれど、「悩める時の百冊百話」の中に「病気になった意味を探すよりも、失ったものがあることを受け入れるほうが、その後の人生を肩を抜いて生きられるように思った」と、書いてあり。
本当にそうよね、、と思った次第。
失うと悲しみや怒りの感情が出てくるけれども、失うからこそ、また自分を立て直すかと思えたり、もう一度頑張るかと思えるもの。帰る場所を失ってしまった場合は、新たな居場所を作るしかないわけであり。
私は病気で音楽の世界を失った。あのときは世界が灰色になってしまったけれど、また人生に色をつけたいと思って新たな世界にチャレンジしてコンサルタントに。本も出せたので、あのときとは違う色を人生で出せるようになった。
あなただって何かを失ったことがあるはず。失ったものに、ひとしきりしがみついたら、徐々にでも、失ったことを受け入れていくと、吹っ切れるときがきっとくる。すると、私もそうだったように、あなたも肩を抜いて生きられるようになると思う。
今年の1月、私は10㎞を走るマラソン大会に出たのだけれど、義足でビュンビュンとばして走っている人がいた。走りながら私は、この人、何かを吹っ切ったんだろうなと思ったもの。
私のデビュー作。「バグる潜在意識」是非読んでみてください。潜在意識を制する者は人生を制します。
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山下純子
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