恨みの役割(3)『感情に良いも悪いもないシリーズ』
目次
恨みの役割(1)『感情に良いも悪いもないシリーズ』
恨みの役割(2)『感情に良いも悪いもないシリーズ』
恨みの役割(3)『感情に良いも悪いもないシリーズ』
そのケースには、ある共通点がありました。
それは、磨き上げた才能が最高の輝きを放ったそのタイミングで恨みが消失している点です。
恨みを感じている人が共通に持つ目的があります。
それは、
見返してやる!
あの時あなたが優先しなかった私は、実はこんなにすごい力を持っていたことを思い知らせてやる!
そうなってから擦り寄ってきても、私はあなたのことなんて相手にしない。
どんな人にも光る才能の種があります。
それを花開かせるためには、時に血が滲むような努力を伴うことがあります。
心が折れそうな時、それでも前に進もうとする原動力の中で、
最強のものは、この『見返してやる!』というエネルギーです。
このエネルギーで数々の壁を乗り越え、
人生の中で最高峰の頂に到達した時、
彼らは知るのです。
あの人を恨み続けたからこそ、ここに辿り着いたと。
その瞬間、恨みは静かに役割を終え、消失していきます。
そして、あれほど恨んできたその人に対して感謝している自分に気がつくのです。
人を育む方法には2種類あります。
1つは、抱きしめて育む。
もう1つは、恨まれることによって才能を育む。
恨みは、自分のことを大切にしてほしい相手にしか感じることができません。
背を向けあっているようで、そこには確かな絆が存在しているのです。
身体は、自分の才能を磨き上げるためには、恨みというエネルギーが必要だ、と判断すると、
恨むターゲットを探し始めます。
そして、自分が愛し、そして大切にしてもらいたい相手をロックオンします。
どんな人でも、完璧なコミュニケーションを取れる人などいません。
日常の何気ない会話の中でいくつかの失言くらいあるものです。
身体は、その失言を待ち、すかさず捕らえます。
このロックオンからは、誰も逃れることはできません。
もしあなたが今誰かを恨んでいるとしたら、
その力できっとあなたの才能は花開くでしょう。
もしあなたが今誰かに恨まれているとしたら、
それはあなたが悪いわけではありません。
恨まれるという役割に選ばれ、その力であなたの大切な人の才能が育まれていくのです。
いかがですか?
恨みという感情に対してのあなたの評価は変化したでしょうか。
ここでもう一度
あなたについている感情の評価を見直してみましょう。
(恨みの役割(2)『感情に良いも悪いもないシリーズ』)
さて、今あなたの目の前にいる人が、誰かを恨んでいるとしたら、あなたはその人が人生を無駄にしているように映るでしょうか。
あなたはあなたのままでいい
という言葉がありますが、もしあなたが恨みという感情にネガティブとか醜いという評価をしていたとしたら、
恨みを今感じている人を見た時に、あなたはあなたのままでいいと受け入れているふりしかできません。
でも、感情が持つ役割を知ったら、そんな演技なんてしなくても、恨みを今感じている真っ最中の人に、あなたはあなたのままでいいと感じていることでしょう。
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