こどもの免疫力を上げるコミュニケーション、下げるコミュニケーション(2)
いやぁ~、忘れていました(^-^;
こどもの免疫力を上げるコミュニケーション、下げるコミュニケーション(1)の続きです。
こどもの体は、自分の存在が、パパとママを1対1で向かい合うことの障害になっていると判断することがあるのです。
そして、大好きなパパとママを孤独から救うために、自らの骨を歪ませ、免疫力を低下させ、命を絶とうとします。
さて、ここまで読み進めたかたは、こどもの免疫力を上げるために必要なコミュニケーションの形が見えてきたのではないでしょうか。
それは、夫婦のコミュニケーションを1対1の形にすること。
ところが、この1対1のコミュニケーションって、なかなか難しいのです。
なぜなら、わたしたちは、教わっていないことは簡単にできないからです。
関西生まれの人が関西弁を、フランス生まれの人がフランス語を話すように、
自分が使う言葉は、生まれ育った環境の中で耳にしている言葉なのです。
ペット型コミュニケーションが日常会話の環境で育つと、それ以外の表現を知らないので、
いきなり1対1コミュニケーションなんてそうそう出来るものではないのです。
教わっていない言葉を話すって、それはもはや、発明です。
では今から、その発明級のコミュニケーション。
1対1のコミュニケーションのコツを公開いたします!
1対1のコミュニケーションの方法を見つけるにあたって、最初に理解しておく必要があるのが、
『体基準の義務』です。
この基本を理解すると、体からのメッセージは、方程式を解くように見えてきます。
義務には、国会や市議会などで可決した法律と、家庭や仲間の間で決めた約束の2種類があります。
法律を守ることは義務で、これは、体基準でも同じく義務になります。
家庭や仲間の間で決めた約束も義務になるのですが、体基準に則っていなければ、義務にはなりません。
ではその体基準の義務とは何でしょうか。
それは、
合意の交換条件を交わすこと。
Aさん「Bさん、それ嫌だからやめてほしい」
Bさん「Aさん、それ悲しいからやめてほしい」
AさんとBさん「じゃあ、それをしない代わりに、それをしないってことにしよう」
こんなふうに、お互いがやってほしいことや、やめてほしいことで合意の交換条件を結んだその時から、その2人の間に義務が成立します。
ここで重要なことは、合意であること。
片方が勝手に決めた交換条件では、義務は成立しません。
ということは、義務として成立するまでは、相手が嫌なことをしても、悪いことにはできないのです。
さて、これを踏まえた上で、1対1のコミュニケーションのコツをお話ししましょう。
多くの人が、1対1で伝えるということなの失敗経験を持っています。
それは、1対1で伝えた時に、相手が聞く耳を持ってくれなかったというもの。
わたしはその時にどんな言葉でお願いしたのかを100人にリサーチしました。
すると、ある共通点が浮かび上がってきました。
それは、
感情の単語が省略されていたのです。
感情の単語が省略された言葉と、省略されていない言葉の違いはこんな感じです。
「それ嫌だからやめて」
「やめてください」
『嫌だから』という感情のことばが入っていると、相手を悪者にしていません。
嫌だというのは個人の好みの感覚なので、自分の好みに合わせてくださいというお願いのことばなのです。
ですから、相手がそれを聞き入れてくれた時に、有難うという感謝の感情が湧いてきます。
「やめてください」のほうは、感情の単語が入っていません。
この時点で、お願いの言葉にはなっていないのです。
語尾に「ください」とお願いっぽい言葉が入っていても、それは命令を丁寧語で言っているにすぎません。
もっとわかりやすい言葉は、「やめていただけますか?」
これも相手に選択させるような表現でありながら実際は命令です。
感情の単語を入れるということは、『これはわたしのわがままです』と、相手に意思表示することなのです。
相手は、わがままであれば、聞き入れることができますが、
義務でもないことを命令されたら、聞き入れることができないのです。
因みに、わがままを言う場面で、感情の単語を入れ忘れたら、それを知らせてくれるセンサーがあります。
それは、肩甲骨です。
相手が女性なら、右肩甲骨が痛くなり、
相手が男性なら、左肩甲骨が痛くなります。
感情の単語を省略しちゃった瞬間に強烈に痛くなってくれるので、すぐに感情の単語を入れて言い直してみてください。
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