恨みの役割(2)『感情に良いも悪いもないシリーズ』
目次
恨みの役割(1)『感情に良いも悪いもないシリーズ』
恨みの役割(2)『感情に良いも悪いもないシリーズ』
恨みの役割(3)『感情に良いも悪いもないシリーズ』
まず最初に手掛けた感情は、
『恨み』
この感情が、悪いものでも、ネガティブな感情でもないということが証明できれば、
他の様々な感情も、きっと何か重要なミッションを持った必要な感情だということを感じ取っていただけると思っています。
まずは、現在あなたが感情にどんな評価をつけているのかを確認してみましょう。
下記の感情を、評価のに付いているあなたの評価を記録してみましょう。
感情リスト
①好き ②嫌い ③嫌だ ④嬉しい ⑤悲しい
⑥辛い ⑦さみしい ⑧感謝 ⑨恨み ⑩憎しみ
⑪妬み ⑫面白い ⑬つまらない ⑭気になる ⑮無関心
⑯やる気がでない ⑰信用する ⑱信用しない
⑲認める ⑳認めない
感情の評価表
(評価の枠の中に、感情を記入してください)
では恨みの研究の話しをはじめましょう。
恨みとは、どういう時に発生するのか。
ケース1・あの時わたしが「お腹痛い」と言ったときに、母は、
「そんなことくらいで学校を休むなんて、ご近所さんに知られたらどうするの?」
って言ったんです。
あの時の、「ご近所さんに知られたら」って言葉は二度と忘れないです。
ケース2・彼氏が別れぎわに言ったあのことばは二度と忘れないです。
このように、相手が自分のことを軽んじているととれる言葉や態度をとった時です。
そこでわたしは2001年から、恨みを感じている人50名を20年に渡って追跡調査をしました。
恨みと言う感情のすごさは、記憶の正確さです。
恨みが発生した場面のことを、1年後、2年後、3年後と毎年聞き取りをしたのですが、最初に聞いた時と、一言一句違わず同じ描写なのです。
まるで昨日の出来事なのではないかと思うくらい鮮明で、それに伴う恨みの感情も消える気配がありません。
その後も、5年、10年と追跡を続けたのですが、一向に消える気配がありませんでした。
その途中には、恨んでいる相手にその時の怒りをぶつけ、相手が謝ったケースもあるのですが、それでも恨みは消えないのです。
時には相手が亡くなるケースもあるのですが、それでも恨みは消えないのです。
この恨みはいったいいつまで続くのだろう。
そんな思いで追跡をつづけていると、ちらほらと恨みが消えるケースがでてきました。
そのケースには、ある共通点がありました。
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