わたしは自分を殺めたいという欲と闘う
三浦春馬さんが亡くなった。
わたしは彼のファンではなかったが、スマホで検索された、青空を見上げる彼の写真を眺めて「どうして……!!」と憤りを隠せず、大声で泣いた。
しばらくして、彼のことは考えないようにした。考えても答えが出る訳でもなく、辛くなるだけだし、混乱するだけだったからだ。
しかし、彼が亡くなってからこの数日間、「自分を殺めたい欲」について考えるようになった。
わたしは、高校生時代からずっと「わたしなんて、いなくなればいい」と思ってきた。
わたしという人間が存在して、なんて迷惑なんだろう、と感じていたのだ。
わたしはなんで生まれてきたのか。
愛し合ってもいない両親、そして早くに自死した父。
苦労してわたしたちを育てた母。
わたしは、深く傷ついているだけなのかもしれない。
心の奥にいる、もう一人の私がそっと呟く。
「ねぇ、死んじゃえば?」
「あなたが生きてたって、迷惑にしかならないのよ」
わたしは今日も聞こえるこの声と闘う。
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