イラストレーターになって学ばせてもらえたこと。
私の仕事は、kindle作家、イラストレーターなどである。
今回はイラストレーターになるまで気付いたことや学んだことなどを書いていこう。
・「イラストレーターになりたいけど、一体どうやったらいいのだろう?」と悩んでいた(2014年頃)
私は東北の田舎町に住んでいる。
周りの人たちは、銀行員や介護職員、地方公務員などが多い印象だ。
「私はイラストを描くのが好きだから、イラストレーターになりたい! でもどうしたらいいのだろう?」
そんなことを考えていた。
とある日、イベントで東京の有名なイラストレーターのAさんに出会う。
誰かが描いて私が塗った絵を「この色使い、いいなー」と皆さんに褒めてもらって、私は調子に乗った。
Aさんに「どうしたらイラストレーターになれますか?」と質問したら「自分のためじゃなくて、誰かのために描くことがイラストレーターだ」みたいなことを言われた記憶がうっすら残っている。
私は何のことだか分からなかった。
・ペンタブを買って、デジタルイラストを描き始めた(2015年頃)
パソコン教室に行き始め、どんどんデジタルの面白さにハマったこの頃、ペンタブを購入。
デジタルイラストを描き始める。
あの頃は、純粋に描くことが楽しくてたまらなかった。
・noteのフォロワーさんから始めてイラストを依頼されて、嬉し泣きした(2018年くらい)
「じゅんこ3にアイコンを描いて欲しい」と依頼され、嬉しくて泣いた。
翌日、私はパソコンとペンタブに向かって、イラストを描いた。
その時、Aさんが言っていたことが、はっきりと理解できて、報酬にいくらかサポートしてもらえた。
私はまた嬉し泣きした。
その後も数名の方から、イラスト依頼が来た。
ある方は、期限が来ても料金を払ってくれず、私は精神的に参ったこともあった。
少し強気でメールを送ったら、SNSで友達だったのにブロックされて悲しくなった時もあったな。
・素敵な女性からアイコンを依頼されて、料金プラス3000円いただいて嬉しかった(最近2〜3年前)
「じゅんこ3にアイコン描いて欲しい」と素敵な女性から依頼されて、「ハイ! 私でよかったら喜んで描きます!」と描いてお送りしたら、すごく喜んでくれて、料金プラス3000円いただけた。
この経験は精神的に参っていた私に希望をくれた。
それでも「じゅんこ3って何の仕事してるの?」と聞かれると、「えええっと、専業主婦です」と言ってしまう。
「私、本当にイラストレーターって名乗っていいの?」と感じていた。
・よつばちゃんというキャラクターを作ったら、絵本になった(2023年)
これまたnoteの出会いで、私とのフィーリングがバッチリ合う純粋で素敵な方から依頼が来て、「よつばちゃん」というキャラクターを制作する。数年後に「よつばちゃん」は詩の展示会に飾られたり、絵本になったりした。
こ、これでは「イラストレーター」と名乗るしかない。
私が今までの仕事で学んだこと、それは「ありのままの自分で良い」ということ。
イラストレーターは、確かに誰かのために描くという仕事。
その中で「ありのままの自分」で思いっきり楽しんで表現すること。
私にとって仕事とは、辛くて苦しいものという概念があった。
でも、今の私には「仕事? 楽しくて素晴らしいものじゃん!」って笑顔で言える。
私が思いっきり楽しんで描いたもので、お客さんが思いっきり喜んでくれるから。
イラストレーターという仕事は、私の概念を壊してくれた素晴らしい仕事だ。
サポートしてくれたお金(貴方からの愛)は、銅像の制作費としてコツコツ貯めます。 優しい貴方には「じゅんこ3、本当に銅像になったよ、こりゃビックリだ会」にお招き致しますので、楽しみにお待ちくださいませ。尚、石像になる、ブロンズ像になる等、内容が大幅に変更になる場合もございます。