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フィルムカメラを初めてみようかな?思ってみた時に②


お疲れ様です。
一週間前とはうって変わり、秋の風が吹き始めました。
とはいえ昼間は…まだ暑いですね。

今回は、「期限切れフィルム」について書いていきます。

本人は期限切れフィルムを余り使用した事がありませんが、使用する際に色々とお話を伺う事があり、参考になるのではないか?と記事を取り上げてみた次第です。

「期限切れフィルムって、違う写り方をするみたいで、面白い?アーティスティックな写りになる!?」

などなど、聞いた事があるかもしれません。

時代と共に、扱う世代も想定に入れながらそれに伴い、解釈が変わっていくと思ってよいと思います。
だからこそ、今まで気がつかなかった新たな気づきも出てくるわけです。
これからフィルムカメラを始めた方に、少しでも役に立てるかもしれないとの思いで書いておりますので、指摘ではない事を留めてくださるとありがたいです。

フィルムは、撮影期限を設けているということ。
期限切れのフィルムで撮影することは、原則推奨されてはいないです。

現実として標準の写真が確実に映し出されるかは、定かではありません。
(それを想定しては製造されてはいないので、保証は出来ません。)

あくまで「その時による」という曖昧な判断の中で使用になります。
期限切れフィルムを使わない!…とは言い切りませんが、いざ現像する際に、もう対応されておらず現像できない場合があります。

写真はご相談されたフィルムの一例です。


こちらは今現像する薬品が日本にはありません。
他にも、海外にしか取り扱いの薬品がない。
などのケースもあります。

こんな時は、タイムカプセルだと思って、思い出と共に残しておくのも良いでしょう。
現像に推進されている薬品は免許がないと扱えないものもあり、現像されるかも?と憶測である現像液で試してみるなど、あくまでも実験でしかなく、危険なことかもしれません。

現像することは、フィルムやフィルムパトローネと言われる部分を破損させる事になる可能性もあるでしょう。
(現像する工程から、パトローネに関してのこと云々、パトローネ自体に価値があることもあったりします。)

どうせ撮るなら、現像可能かまで調べてからでも遅くはないでしょう。
折角の貴重な時間、遠出したり、記念日撮影などなど撮り直しが出来ない場合もある事でしょう。
悲しい…ですよね。

難点ばかり…というわけでもありません。
全否定ではないことを書いておきます。

2020年2月までの期限切れフィルム
撮影は2023年8月


夜の屋台にて


夜の祭りのイベントにて


日中と夜間での撮影は全く違うとは思いますが…
カラーフィルムは特に変化が出やすいと思っています。
(此方のフィルムは冒頭の写真にあります、フジC200のカラーフィルムです。)
印象としては、ISO200ならではのじりっとした感じはなく、よりノスタルジーに思えます。
これはあくまでも、直感的であり情緒的なものなので個人差が出るでしょう。

ちなみにモノクロフィルムですと、前記事にも書いておりますように、カラーフィルムより耐久性があるように思います。

カラーフィルム、モノクロフィルムに関しては、多くの方々が記事にしております。
簡単にご説明させて頂くと、フィルムが感じる光の層などの違いになります。
探求すればするだけ、奥が深くなってくることでしょう。

兎に角。
期限切れフィルムで写真を撮る場合、結局のところは自己責任であります。
ーああ、そんなこと誰かが話していたなって思い出してくれただけでもいいと思っておりますが、言えることは、その時にしか撮れない瞬間をどのように過ごすかになります。


なんでもそうですが、物事には扱うためのノウハウや知識は必要になります。
自分だけの貴重なお時間をどうか楽しくお過ごしください。
最後まで読んで頂きありがとうございました!

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坂本純子

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