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短編のようなそうでないような…

装丁に惹かれて手に取ったものの、
登場人物は50人以上の韓国人。
名前が覚えられないまま読み続けられるのかしら。

それぞれ個人の話の中に
前に出てきた人が少しかすって出てきたりして
「この人知ってる」の瞬間が気持ちいい。
自分の生活が他の人にも影響を与えていて
狭いような広いような世界。
俯瞰で見ているようで
それぞれの物語に寄り添うようでもある。

同じアジアとはいえ
違うところがたくさんある韓国。
こんな風に文化や風土を知るのも楽しい。
旅に行くのとはまた違う
その国の一面を知る方法だ。

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