目の充血が気になるお年頃だから。
ドラッグストアで目薬探し。
年配の薬剤師さんに
「どんなものをお探しですか?」と聞かれ、
「充血に効くのがほしいです」と素直に答えると
思いがけない答えが返ってきた。
「充血って本当はそのままにしたほうがいいんです。
せっかく目の血行がよくなっているときに目薬の力で収縮させるのって眼科の先生は嫌うんですよ」
えー、そうなの?
充血しがちな目を若い子みたいに
白目キラキラにしたいだけなのに…。
こんなに充血に効きそうな目薬が
目の前にたくさんあるのに
私は願いを叶えられないの?と
悲しく思っていたら、
「でも角膜にいい成分が入っているこちらならお客様にいいかも」と指さした先には
自分だけでは絶対選ばなかったであろう地味なパッケージ。
「黄色い液が服につかないように気をつけて!」と使用上の注意を叩きこまれて店をあとにした。
目薬に詳しい薬剤師さんの言葉を信じ、
とりあえず目薬の違いを楽しむことにしよう。
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