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母とうなぎ

「仕事終わるの何時だっけ?」と私の予定を確認する母。何か頼み事があるようだ。
「食べたいちらし寿司があるんだけど予約して取りに行ける日ある?」

普段はなるべく娘に頼りすぎないように
一線を引かれているだけに
たまのわがままには応えてあげたくなる。
お寿司屋さんのうなぎちらしが食べたいだなんて
自分のわがままに見せかけて
私にうなぎを食べさせようという
魂胆な気はするけれど、まあそれはそれとして。

今年は仕事が忙しいことを言い訳に
土用の丑なんてすっ飛ばそうとしていただけに
思わぬうなぎチャンス。
親孝行に見せかけて
季節のイベントを楽しむことにしよう。

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