足にあう靴探しの旅
雨降りの休日、
ずっと気になっていた靴屋さんに
やっといくことができた。
こじんまりした店内に
シューフィッターさんがひとり。
初めての来店であることを告げると遠慮がちに
「足を触らせていただいてもよいですか?
形にあった靴をご提案できると思います」
…とのこと。
「それは是非」とさっそく足診断タイム。
触ったそばから
「首の後ろがバキバキで、
奥歯の噛み締めがすごいですね」
と笑顔で身体の症状をズバリ突いてくる。
加えて「反り腰も気をつけてください」と
心当たりしかないご指摘。
「普段履いている靴はどんなタイプですか?」
「お仕事は立ち仕事が多いですか?」
…などの簡単な質問の後、
「お客様にはこの靴いかがでしょう」と
出てきた靴に足を入れる。
「…!」
言葉にならないぴったりフィット感。
今までの靴選びはなんだったのだろう。
安くはない靴を一足購入し、
ずっと大切に履くぞとニヤニヤして眺める。
試着したもう一足の靴も気になっている。
あの魔法使いのような
シューフィッターさんのお店の靴を
近々もう一足お迎えするかもしれない。
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