Road to master 4粒目
「純喫茶コレクション』
喫茶店や珈琲店が好きでいくら足を運んでいても働いた事もなければ知り合いもいない。しかし「やる」と決めたからには「やるべき事のタスク管理」が必要だ。
『開業・出店』という【ゴール】という名の【スタート地点】に立つ為のタスク管理。
①物件・場所
②メニュー
はじめに思い浮かんだのはこの2つだ。
勿論これ以外にも沢山の考えなければいけない事は紐づいて発生してくる。
正直、この2つに関して喫茶宝石箱さんのような確固たるポリシーはなく思いたっていた。
それは何故か。絶対的に『自分がどうこれから喫茶店に人生かけて生きて、1番立ちたい』とする為の喫茶店の見方が足りないのだ。
開業しようと決めてから僕は都内近郊の喫茶店にとにかく訪れるように決めた。Twitterで「喫茶店」というキーワードを
検索していくととあるワードを目にする。
「純喫茶」
なんとも柔らかくも切れ味の鋭い3つの漢字。
喫茶ではなく純喫茶。
それと同時に#純喫茶コレクションというタグを見つけた。
そのタグを追うとチェーン店の珈琲店や喫茶店とは全くことなるメニューや店内の写真が溢れてきました。
勿論今まで生きてきてチェーン店とは違うそのような喫茶店には何度も訪れていた。子供の頃、親に連れられて。学生時代にデートの途中に。サラリーマンの時に涼んだり時間を潰したり、時にはトイレに入る為に利用したり。
視点や目的を変えるとこんなにも『純喫茶』の風景やメニューが輝いて見えるのか。
純喫茶コレクションのタグから気になるお店をピックアップし、僅かな時間を見つけては訪問した。
お店に入った時は
・お店の佇まい、照度
・足を踏み入れた時の感覚
・お水(浄水か水道水)
・椅子の座り心地
・メニュー表の見易さ、かっこよさ
・お店の空気感(居心地)
勿論、飲み物などの料理も大事であるが上記はある一定のウェルカムサービス的なインスピレーションとしてこの後に食すものに影響を及ぼすと思うのです。
そしてたくさんの講釈をたれたが『お店に訪れて帰るまで』どれだけ非日常的な空間と感じ純粋に幸せな気持ちになれるか。その幸せの感覚を確かめるために時間の許す限り喫茶店、珈琲専門店を訪れ自分の中に『純喫茶』をコレクションしていった。
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