最新・著作権法改正の動向-柔軟性のある権利制限の行末〔3〕
第3回:柔軟性のある権利制限規定が及ぼす影響と効果
第3回となる今回は柔軟性のある権利制限規定が及ぼす影響と効果について書いてみたい。
前回は、法改正の対象として優先的に検討すべきサービスの詳細を概観したうえで、そのサービスが今後のビジネスにどの程度影響を及ぼすか、という考察を行った。
これらのサービスについて、アメリカ型フェアユースのような柔軟性が求められるのか否か、上場企業3,693社をはじめ多くの関係者にアンケートを実施した結果から考察してみたい。
また、フェアユース規定が存在しなかったために日本版検索エンジンが生まれなかった問題についても触れたいと思う。
(※本連載は、個人的な見解を好き勝手に書いてみようと思っているので、転載は禁止、他言無用とさせていただきたい。)。
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