アピールは失敗のもと?
はじめに
アピールが強い人、声の大きい人は人生において
得をしているように感じます。
だからアピール力が弱い人はアピール力を強くするように努力をしている人も多いのではないかと思います。
果たして本当にアピール力が強い人は得をしているのでしょうか?
仕事でアピールは必要か?
仕事では「アピール力」がある方が
メリットが多いと言われています。
僕は若い時、上司からよく
「アピール力が足りない」
と注意されていました。
確かにアピールが上手い人は出世も早いようです。
しかし世間で言われているほど
「アピール力」は重要なのでしょうか?
アピール力と実際の仕事の実力に差がある時
その人はどうなるでしょうか?
おそらく評価は
徐々に下がっていくのではないかと思います。
(本人が実力が上がっていけば問題はないと思いますが)
また会社組織は大きくなるほど実力よりもアピール力が重要視される傾向があるように感じます。
個人的に知っている会社ではアピール力がある人や口が上手い人が管理職に多くなり業績が落ちていった例も見ています。
アピールが上手い人はコミュニケーション能力が高い傾向があります。
しかし上司に対するコミュニケーションだけが上手い場合も多くあり注意したいところです。
ただ実力があってアピール力が弱い人は損をする場合があるので適度にアピール力を上げることをおすすめします。
アピールし過ぎると魅力は下がる
アピールは時に人として魅力を下げます。
なぜなら強いアピールは自分の枠を限定することになるからです。
「自分の性格は○○だ」
「自分は○○が得意だ」
「自分は○○は嫌いだ」
しかし人は時間と共に変わるものです。
自分の枠を限定すると
自分が変化した時に苦しむことになります。
時にアピールは時に自分に対しての足枷になります。
また自分を限定することで自分の可能性が限定されてしまいます。
自分のことを限定してしまうと周囲の期待に応えることを優先して思い切ったことが出来なくなります。
(思い切ったことをすると周囲から「○○さんらしくない」などと言われることもあります。)
また多くの人は少し謎めいた人の方が好きなものです。
人に好かれたい人はあえてアピール力を下げるのも手です。
どうやら「アピール力」は注意して使う必要がありそうです。
もちろん時には自分を強くアピールしないといけない場面もあるとは思います。
アピール力は副作用も大きいので
上手く使っていきたいものですね。
それではお互い頑張っていきましょう。
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