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詩の本棚

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いただいたり買ったり。大好きな詩集を気まぐれにご紹介。 元気なときも凹みかげんなときも、言葉をおともに。
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#私の本棚

詩集 あまのがわ 山本純子



バス停で会う男の子(小学二年生)。「おはよう」とかなんとかいいたくなるんだけど言わない(笑)シャイなのねーとアタシまでにやりとする。ところが、少年、急に大人の階段をのぼっちゃう。「どっち乗る?」なんて急展開!ほんの何日かの間にもこどもっておとなになるのね。(『バス停』)

温泉のカランの前に並んだ「おんなのせなか」。それに見とれているのがかっこいい。せなかって男のものだと思いがちだけど、おんな

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