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『カラーパープル』(感想)

2024年2月9日(金)

TOHOシネマズららぽーと横浜で『カラーパープル』。

感動。⁡
ミュージカル化が大正解の傑作。

重い話だが、力強い歌声とリズム、ダンスの躍動によって生命の力が強調され、連帯の重要さも明るく伝わってくる。ミュージカル映画にありがちな違和感がないのは、音楽に深い理解のある監督が音と歌の立ち上がるタイミングを見極めて作っているからで、歌部分と物語部分とのバランス/調和も理想的だと感じた。

観終えて「ファンテイジア・バリーノ、すげぇ~!」ってなりましたね。彼女、先日のグラミー賞のティナ・ターナー・トリビュートもよかったけど、この映画での胸を打つ演技と歌は本当に素晴らしい。シュグ・エイブリー(マ・レイニーがモデルですよね?!)を演じたタラジ・P・ヘンソンもソフィアを演じたダニエル・ブルックスもとてもよかった。

音楽がいいので(新アレンジも歌唱も)、去年軽く聴いてたサントラをもう一度じっくり聴き直して、来週あたりにでも、もう一度観に行きたい。


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