MIZ@「黒磯日用夜市」
2024年8月25日(日)
栃木県那須塩原市JR黒磯駅前広場にて開催の「黒磯日用夜市」。
JR黒磯駅前広場で毎夏開かれる「黒磯日用夜市」に初めて行った。「黒磯日用夜市」は「地域に根差す、まちのコミュニティイベント」で、今回がvol.7(コロナ禍をはさみ、去年は4年振りの開催だったらしい)。
今年は24日・25日の2日間開催で、24日はどんぐりず、曾我部恵一、真心ブラザーズらが出演。25日は優河 with 魔法バンド、MIZ、小原綾斗(Tempalay)とフランチャイズオーナーらが出演。去年はT字路sも出演したようだ。
僕たち夫婦はMIZ(MONO NO AWAREの玉置周啓と加藤成順からなるアコースティック・デュオ)のファン。彼らがこのお祭りに出演することを知り、東京と栃木の2拠点生活をしていてちょうどこの週は栃木で過ごすことを決めていた僕たちは、「ならば行くしかないでしょう」と観に行った。完全にMIZ目的で行ったのだ。
宝積寺駅前の駐車場に車をとめ、そこからJRで数十分。会場の広場はまさに駅前にあり、駅に隣接した図書館「みるる」(カフェなどもあって非常に洗練された作りの図書館。仕事もしやすそう。こんな素敵な図書館が家の近くにあったらしょっちゅう通っちゃうな)を抜けたところで入場料1500円を払ってなかに入る。
飲食店がたくさん出ていて、それも所謂「テキヤ」ではなく、黒磯のまちに根付いた美味しいご飯屋さんばかり。ステージはひとつで、ライブとライブの合間にはDJ(女性ふたり組、Tara)がノレるダンスミュージックやらシティポップやらをかけていていい感じだ。
まず、優河 with 魔法バンドを観た。春にフェスの「fuji&sun」でも観たので今年2度目。途中で優河さんが座って観ている人たちを「せっかくだから立とうよ」と促し、みんなが立って観始めてからライブ自体にもいいヴァイブスが生まれていた。
そのあとゴハン食べたりビール飲んだりして、その間に少し雨が降ったけど、おかげで涼しくなって過ごしやすい気温に。予定時間をだいぶ過ぎた18時頃から、楽しみにしていたMIZのオンステージ。僕たちの大好きな曲ばかりやってくれた。前にも書いたけど、フォークというよりはブラジル音楽味。カエターノとか聴いてる感覚に近いもの、あり。わけても「夏の終わり」がこの黒磯の夕方というシチュエーションに合っていて、なんともいえないサウダージ感。まさしく夏の終わりを感じたのだった。
玉置周啓くんも言ってたけど、ときどき通る電車の音がまたちょうどいい効果をもたらしていて。40分弱の短いステージだったけど、観に来てよかったとそう思えた。
そのあと少し図書館内をふらふらして、ステージからはRow Hooというアーティストの歌声と盛り上げ声が聞こえていて。しばらくしたら花火が打ちあがり、それを見ながら会場を後にした。
帰り、電車に乗っていたら凄まじい豪雨。あとで知ったのだけど、栃木県内で短時間での記録的大雨だったようで、この日のトリの小原綾斗とフランチャイズオーナーは2曲で中止となってしまったようだけど、それでもその2曲は大いに盛り上がったようだ。
夏の想い出。
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