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Night Tempo@東京ドーム ローラースケートアリーナ

2020年2月14日(金)

東京ドーム ローラースケートアリーナで、Night Tempo『BaBe - Night Tempo presents ザ・昭和グルーヴ』リリース・パーティー。

去年のフジロックで初めて観て好きになり、この前のツアーは京都にまで観に行ったNight Tempo。

バレンタインデイで、しかも彼の誕生日でもあるというこの日、あの楽しさをまた体感すべく観に行った(発売してすぐにチケットを獲ったが、やはりソールドアウトになったようで、人気の高さがうかがえるというもの)。

会場はライブハウスでもクラブでもなく、東京ドームに隣接された黄色いビルの3Fにあるローラースケート場。その会場の雰囲気からして昭和っぽく、Night Tempoにバッチリ合っている。というか、あらゆるDJのなかで唯一彼だけがこの場所でやるのに相応しい、とも言えそうだ。

バレンタインデイということで国生さゆり「バレンタイン・キッス」に始まり、森高、ノリピー、マッチ、明菜、聖子、秀樹、ウインク、BaBeといったアイドル歌謡から、和田アキ子、美空ひばり、細川たかし、吉幾三、ヒロシ&キーボー、それにオフコース、ラッツ&スター、八神純子、中原めいこらニューミュージック系まで、「そうくるかぁ」と感心させられる繋ぎで次々に。客層的には、普段からクラブで遊んでそうなパーティーノリのこじゃれたひとよりは普通にジーパンとスウェットくらいのひとが多く、ベストテンとか毎週見てたんだろうなぁみたいな年齢でひとりでいらしてる女性も少なくなかったし、このへんの歌謡曲はなんとなくしか知らなかったけど最近好きになったみたいな20代の若いひともけっこういた。あと外人さんカップルが歌謡曲で自由に踊りまくってる様も微笑ましかったですね。

終盤には、会場の特性を活かしてローラースケートで踊る3人(男性ひとりと女性ふたり)が登場。男性はなんとDJ TAROさん!    で、曲はもちろん光GENJI「ガラスの10代」。そんなこんなでガッツリ約2時間。

過去2回観たときは後ろにドーンと映されていたVJによる映像が、今回は会場の作りの関係でNight Tempoの後ろじゃなくてだいぶ離れた両ハジで流れていたのが唯一ちょっと惜しかったが(やっぱり映像効果って大事で、曲の後ろでバーンと映されてこそ盛り上がる、というのは今回実感したところ)、しかしこの場所でNight Tempoを見れたことはしっかり記憶に残りそう。いやー、楽しかった。で、最後に電飾で出した彼のメッセージは「昭和は」「最高」「です」。ほんとほんと。その通りぢゃ。

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