アルファ・ミスト@ブルーノート東京

2019年7月3日(水)

ブルーノート東京で、アルファ・ミスト(1stショー)。

去年のタイコクラブで夕方に観て好きになり、これは野外も気持ちいいけどクラブで聴くのもいいだろなと思ってたイーストロンドンの現代ジャズマン(シンセとアコースティックピアノ)。今回は彼を含む5人のフルバンドで、アンサンブル的にも超クールだった。

曲は春に出た新作『Structuralism』からのものが完全に中心。あのアルバム、めちゃめちゃよくってよく部屋で流してたんだけど、ライブとなるとまた全然違った印象で聴こえて、それもまた面白かった。

タイコクラブのときも印象深かった(目立たない抑えたプレイと表情を変えないことでむしろ存在感が際立つみたいな)ベース女性のカヤ・トーマス・ダイクさんは、歌うと意外に可憐な声で、それもまたよくってね。で、全体の音はとっても詩的。その広がり方は水面波のようだったりして、聴きながら本当にいろんな絵が浮かんだ。

おいしい日本酒飲みながら観てたのもあって、もうひたすら気持ちよく、ずっとずっとこの時間が続いてほしいと思ったりも。あと、メンバー全員いかにも英国の若者っぽいカッコで、それもなんかイカシてましたわ。


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